会長挨拶|学会概要

国際取引法学会 新代表理事・会長挨拶

 本学会は、2014年12月に「グローバル時代の国際取引法学を構築するための新しい学会」として誕生しました。国際取引法学は歴史の若い先端的な学問分野でありますが、気候変動や温暖化現象、未曾有の感染症の拡大、地域紛争の勃発、国際人権課題、資源・エネルギー問題など、企業活動を阻害する様々な課題を抱える現代において、国際取引法学の果たす役割はますます重要と認識されます。本学会は、若手研究者・専門家の育成と、各分野を担う研究者が連携を深め、国際取引法学の研究の深化・展開を図ることを主な目的として活動を継続しています。

 創立以来、本学会は8つの専門部会毎の活動を中心に、年2回の全国大会・中間報告会の開催、ならびに学会誌および法律雑誌を通じて研究成果の社会発信に努めて参りました。また、毎年恒例となった社会人・大学院生・学生対象の国際取引法エッセイコンテストの実施や本年度に開始した外国判例研究を通じて若手研究者の育成にも尽力しています。さらに、本年度は「ビジネスと人権」をめぐる諸課題を取り上げ、9月に開催する中間報告会において専門家によるシンポジウムを開催する予定です。

 その他、本学会の研究をグローバルな水準に引き上げるため、これまでも海外の大学・研究機関との交流・共同研究にも注力して参りましたが、本年度は学術協定の締結に向けて作業を進めています。

 2024年末には10周年を迎える本学会の一層の発展に向けて、今後も引き続き研究活動の活性化を図ってゆきたいと考えております。会員の皆様の一層のご支援・ご協力をお願い申し上げます。

2022年3月

国際取引法学会 代表理事・会長 阿部博友

会員募集のお知らせ