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世界に先駆けて開発した高密度コラーゲン線維の新素材「環状ナイロン膜の支持体付コラーゲンビトリゲル薄膜」には、実用化の視点から3つの課題【薄すぎる、表側と裏側の完全隔離が困難である、およびウシ由来ネィティブコラーゲンと血清含有培養液を原料に使用している】があった。これまでに、これらの課題を克服するとともに、再生医療への応用を目指して「アテロコラーゲンビトリゲル膜」、および化学物質の動態・毒性解析への応用を目指して「コラーゲンビトリゲル膜チャンバー」を開発した。現在、「アテロコラーゲンビトリゲル膜」を利用して皮膚、角膜、気管、関節および鼓膜の再生医療に有用な先進医療技術を開発する研究を展開しており、医療機器あるいは医薬品としての製品化が期待されている。また、「コラーゲンビトリゲル膜チャンバー」を利用して創薬および動物実験代替法に有用な培養モデルを構築する研究では、世界水準となる化学物質の動態・毒性試験法の確立が期待されている。
今回、これらの研究成果ならびにコラーゲンビトリゲル関連技術の欧米への普及状況を紹介すると共に、更なる研究成果の普及および今後の研究の発展を目的に、シンポジウムを開催する。
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日時 |
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2014年5月31日(土) 9:30~16:45 |
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会場 |
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星陵会館ホール(東京都千代田区永田町2-16-2 永田町駅徒歩3分、国会議事堂前駅徒歩5分) |
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主催 |
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独立行政法人 農業生物資源研究所 |
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参加費 |
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無料 ※事前参加申込制 |
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第1部 |
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ウシ由来コラーゲンを利用したコラーゲンビトリゲル膜チャンバーの開発と実用化構想:
創薬および動物実験代替法に有用な培養モデルの構築と世界水準となるADME/Tox 試験法の確立を目指して |
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第2部 |
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「ドイツのフラウンホーファー研究所における開発状況」および「米国のジョンズ・ホプキンス大学における開発状況」 |
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第3部 |
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ブタ由来コラーゲンを利用した医療用アテロコラーゲンビトリゲル膜の開発と実用化構想:
再生医療に有用な先進医療技術の開発と医療機器および医薬品としての製品化を目指して |
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交流会 |
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「今後の更なる発展を目指して皆で語ろう!」
17:00~ 4,000円(軽食・飲み物付) 星陵会館4F シーボニアにて |
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参加申込方法 |
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シンポジウムホームページより申込書をダウンロード または ①所属②氏名③連絡先④交流会(参加費4,000円)の出欠の4項目を記載の上、メールまたはファックスにてビトリゲルシンポジウム事務局までお申し込み下さい。追って参加証をお送りします。定員となり次第締切とします。 |
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お問い合せ・お申込み先 |
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独立行政法人 農業生物資源研究所 ビトリゲルシンポジウム事務局 竹澤・水野
〒300-8634 茨城県つくば市大わし1-2
電話&Fax : 029-838-6294
E-mail : vitrigelsympo@nias.affrc.go.jp
ホームページ : http://www.nias.affrc.go.jp/sympo/jtca20140531/
ポスター : http://www.nias.affrc.go.jp/sympo/jtca20140531/poster.pdf |
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以上 |
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