Newsletter no.2(Nov,1994)

日本動物実験代替法学会第8回大会のご案内
 プログラム(11月28日)
  プログラム(11月29日)
  一般演題(ポスター)
皮膚刺激性試験にかわる新しい代替技術
CATTが代替法に関する教育用テキストを出版
1994年6月よりCAATニュースレターがインターネット回線で閲覧可能に
オランダ動物代替研究センター(NCA)が1994年2月より活動開始
公開シンポジウム「薬物動態の分子基盤:解毒(代謝・排泄)能力の予測
 
 


日本動物実験代替法学会第 8回大会のご案内

 日本動物実験代替法学会第 8回大会を下記のように開催いたします。ドイツのベルリンにある国立動物実験代替法文書評価センター( ZEBET)所長のHorst  Spielmann博士をお招きしての特別講演のほか、 4つのテーマでのシンポジウム、1 つのワークショップ、37題のポスター展示による一般講演など多彩なプログラムを予定いたしております。会員、非会員を問わず、多数の皆様方のご参加をお待ちいたしております。

                  記

会期:199411 28日(月)、29 日(火)
会場:国民年金中央会館こまぱエミナース 〒 153東京都目黒区大橋219 15
                TEL033485 1411 FAX03 34675791
参会費:会 員5000円、非会員 7000
      ( 1115 日以降は、会員、非会員とも8 000円)
会: 1128(月) 150016 00
懇親会:1128 (月)1800 2000
        こまばエミナース 鳳凰の間 懇親会費3500
大会事務局:
       227神奈川県相模原市淵野辺117 71
    麻布大学環境保健学部生命科学講座
    日本動物実験代替法学会 第 8回大会組織委員会
            組織委員長 黒 田 行 昭
       TEL 0427547111(内線 349FAX0427 547661

 
 

お知らせとお願い

1.参加者の皆様へ
  1 )学会受付は11 28日、29 日両日とも9 00分より行います。
  2 )あらかじめ参加登録してある方は、お手元のネームカードを持参し、必要事項を記入して胸に着用して下さい。(総 合受付でカードケースを配布しておりますので、必要な方はご利用下さい。
  3 )当日参加の方は、大ホール正面の総合受付に備え付けの当日申込カードに該当事項をご記入の上、受付にて参加費( 8000 円)をお支払いの上、「ネームカード」および「要旨集」をお受取りください。
  4 )会場に入場の際は、必ずネームカードを胸に着用して下さい。
  5 )追加発言や討諭の採択などの会場内での進行については、座長の指示に従って下さ い。
      6 )会場内での飲食・喫煙は所定の場所でお願いします。
      7 )懇親会(会費3 500円)は当日申込も受付けます。準備の都合上、なるべく早めに総合受付でお申込みください。

2.演者の皆様へ
●シンボジウム・ワークショップ等(大ホール)
 ◎講演の先生方へ
  1 )スライドは講演開始予定30分前(早朝の発表の場合は 15分前)までに、大ホール前のスライド受付に用意してあるホルダ一に入れ、ご自身で試写・確認の上、スライド受付係にお渡し下さい。
  2 )スライドは講演終了後、速やかに預かり証と引き換えにお引き取り下さい。
  3 )スライドマウントは必ずライカ版(50 ox50o)の標準マウントをご使用ください。
  4 )スライドプロジェクター1台で映写しますので、同一スライドを繰り返して使用される場合は、映写回数分の枚数をご用意ください。なお、 OHPやビデオなどは使用できませんのでご注意ください。
  5 )講演時間については座長の指示にしたがって、超過しないようにとくにご注意ください。
 

 ◎座長の先生方へ
  1 )ご担当時刻の30分前(早朝の発表の場合は 15分前)までに、会場のスライド受付までご連絡ください。また、ご担当時刻の 10分前までに次座長席にお着きください。
  2 )進行係はおりますが、講演や討議の進行は座長にお任せ致します。予定された時間内に終了するように、とくにご配慮くださいますよう、よろしくお願いいたします。

 ●一般演題(ポスター)発表( 3階孔雀および瑞鶴の間)
 ◎発表者の先生方へ
  1 )送付しましたポスター展示要領にしたがって掲示してください。
  23階ポスター会場前の一般演題受付において、発表者を示すリボンと展示に必要な押しピンをお渡しします。
  3 )展示時間について第1日( 1128 日)10時から、第 2日(1129日) 16時まで。全演題が2 日にわたり展示されます。
展示準備:第111 28日の9 時から10時の間にお願いします。
撤去作業:第211 29日の展示終了後、16 時から17時の間にお願いします。
      4 )質疑応答時間について
       1日(1128日): 1300 分〜14 00分(奇数演題)
      第 2日(1129日): 1300 分一14 00分(偶数演題)
 主発表者は奇数か偶数演題かにより、指定された時間帯に必ず各自のポスターの前に立ち、討論、質疑に応じてください。

3。評議員会について
  2 階の桜の間にて11 28日、1200分から 1300 分に開催いたします。

4。総会について
  大ホールにて1128日、 1500 分から16 00分に開催いたします。

5。ゴールデンプレゼンテーション賞について
  一般演題発表者の中から、会長、大会会長、評議員の投票により優秀演題( 2演題)をゴールデンプレゼンテーション賞として選出ます。投票用紙は、評議員会開催時にお渡します。発表と表彰式は第 2日目シンポジウ TV終了後、大ホールにて行います。受賞者には、賞状および記念品を贈呈し、 AltemAnimalTestExp。( AATEX)誌上において紹介いたします。ゴールデンプレゼンテーション賞の表彰式には、多くの方々のご参加をお待ちしております。

6。懇 親 会
  1128日の 1800 分より、3階鳳鳳の間にて開催いたします。

7。クローク
  1128 29日とも学会開始より学会終了まで、ホール正面総合受付のロビーに設置いたします。

8。昼   食
  会場レストラン・会場周辺の食事処をご利用ください。

 



 

■プログラム〈 1128 日(月)〉 

開会の辞(930) 中村経紀(大会全長

SI シンポジウムI ( 93012 00) 大ホール

     SI   重金属の各種毒性の代替法による検定と評価
           座長:佐藤温重(東京医歯大・歯)
              渡辺正己(長崎大・薬)

     SI1標的臓器細胞としての骨芽細胞系の樹立とそれを応用した重金属毒性
              佐藤温重(東京医歯大・歯)

     SI2メチル水銀の神経毒性機序
              三浦郷子(和光大)

     SI3白金錯体の腎毒性
              玄蕃宗一(大阪薬大)

     SI 4金属に対する細胞防御と金属耐性細胞
              越智崇文(帝京大・薬)

     SI5重金属の遺伝毒性の評価
              渡辺正已(長崎大・薬)

●評議員会(1200 1300 ) 

P  一般演題(ポスター)質疑応答(13 001400
    奇数演題についての質疑応答 3階孔雀・瑞鶴の間

L  特別講演 (14 001500)大ホール
           座長:黒田行明(麻布大・環保)
 ”The  present  va1idation programs  of  alternative tests  in  Europeattitude  of  the health  authorities TheGerman  experience”
  DrHorst  SpielmannDirector  and  ProfessorNationalCenter  for  Documentation and  Evaluation  of Alternative  Methods  to AnimalExperimentsBerlin..Germany.
 

●総  会 ( 150016 00)大ホール 

S UシンポジウムU (16 001800) 大ホール

  S U代替法における経皮吸収試験の考え方
        座長:木嶋敬二(国立衛試)
           松本光雄(昭和菓大)

  S U―1毒性試験における経度吸収試験について
           鈴木正己(ポーラ中央研)

  S U―2透過指標物質を用いた皮膚安全性評価へのアプローチ
           徳永裕司(国立衛試)

      S U―3界面活性剤の皮膚刺激性と経皮吸収性
      小谷麻由美(サンスター・安全・分析研究部)

      S U―4臨床からみた DDS製剤の有用性の評価とその限界
      柳川 明(聖マリアンナ医大)

●懇親会(1800 2000 ) 3階鳳凰の間

  



 

■プログラム〈 1129 日(火)〉

S VシンポジウムV(9 301200) 大ホール

  S V 発生毒性試験を哺乳類全胚培養法で代替できるか
        座長:東海林隆次郎(愛知県コロニー研)
           鎌田紘八(日本生物化学センター)

  SV―1 全胚培養法の技術
           横山 篤(鎌倉女子大)
           黒田行明(麻布大・環保)

   SV− 2マウス受精卵の培養法を用いた薬物の毒性評価
           鎌田紘八・満国東治・中島健博(日本生物化学センター)

  SV−3 器官形成期全胚培養法の発生毒性学的応用一その可能性と限界一
           高島宏昌(食薬センター)

  SV−4 人工培養液の開発一現状と将来一
           秋田正治(鎌倉女子大)
           黒田行明(麻布大・環保)

  SV−5  ラット血清中の胚発生促進因子
           加藤美幸・木村礼子・東海林隆次郎(愛知県コロニー研)

  SV−6 全胚培養法による発生毒性の検出率
           中島清人(朝日大・歯・化学)

 

P 一般演題(ポスター)質疑応答 (13 001400
  偶数演題についての質疑応答
 

W  ワークショップ (14 001600) 大ホール

   W  動物実験代替のための組織機能保持細胞株
      座長:帯刀益夫(東北大・加齢研)

      W1序論:組織機能保持細胞株樹立の戦略
      帯刀益夫(東北大・加齢研〉

      W2腎細胞株の樹立とその利用
      細山田真・遠藤仁(杏林大・医)

      W3胃表層粘液細胞株の樹立とその利用
      堀内 正、杉山則文、田淵圭章、古濱和文、帯刀益夫、古澤 満
       (第一製薬・分子生物研、探索第三研、東北大・加齢研)

      W4血液細胞増殖・分化システムの再構築
      矢内信昭(東北大・加齢研)

      W5 ヒト胎児型 P450CYP3A7 )導入肝細胞株の樹立とその利用
        鎌滝哲也、橋本 尚、中川徹也、伊東 進(北大・薬)

 

S Wシンポジウム W ( 160018 00) 大ホール

 S W  動物福祉と管理についての現状と展望 一代替法の役割一
           座長:中村経紀(麻布大)
              前島一淑(慶応大・医・実験動物セ)

  S W1 獣医臨床での動物福祉の現状
              小万宗次(麻布大・獣医・実験動物)

  S W2 実験動物における動物福祉
              前島一淑(慶応大・医・実験動物セ)

  S W3 実験処理で実験動物がこうむる傷みの評価とコントロール
              二宮博義(麻布大・獣医・実験動物)

  S W4 動物実験代替法研究の現状と展望
              渡辺正己(長崎大・薬)

 

●ゴールデンプレゼンテーション賞授与式( 180018 10
●講  評 (1810 1820
●次期大会会長挨拶( 182018 30
●閉会の辞(1830)黒田打明(組織委員長)


 
 

P.一般演題(ポスター)

展示時間:1128日(月) 100016 00
     1129日(火) 100016 00
質疑応答:奇数演題  1128 日(月) 13 001400
     偶数演題  1129 日(火) 13 001400 

◆発ガン性

P 1 BALB/3T3 細胞を用いる形質転換実験系の改良
   ○土屋敏行12、梅田 誠 21 昭和電工・総研、2横浜市大・木原生研)

 

◆生殖・発生毒性

P 2 ラットおよび異種動物血清の胚発生保進因子の比較
    ○木村礼子、加藤美幸、東海林隆次郎(愛知県コロニー研・発生)

P 3 培養マウス胎児口蓋の分化に対する5F1uorouracil HydroOxyurea の影響ならびに胎齢による感受性の差
     ○小佐妻恒夫 1、周 明仁2 、河内佐十3、塩田浩平 4
    (1 北海道RIセンター・応医研、 2台湾中山医学院・解剖、3 星薬大・衛生化学、4京大・医・解剖)

P 4マウス胎児口蓋原基の器官培養法を用いた化学物質の発生毒性の評価
       ○小佐妻恒夫 1、周 明仁2 、河内佐十3、渋田仁志 1、塩田浩平4
       1北海道RI センター・応医研、2台湾中山医学院・解剖、 3星薬大・衛生化学、4 京大・医・解剖)

P 5ラット全胚培養法におけるヒト血清の利用法一胎齢 105 日目のラット胎児の場合
       ○横山 篤 1、秋田正治1 、黒田行明2 1鎌倉女子大・家政、2 麻布大・環保)

P 6発生毒性試験における動物実験代替法としての全胚培養法(第 19報)メチルアゾキシメタノールのラット培養胎児への影響と出生後の行動異常について
       ○横山 篤 1、秋田正治1 、黒田行明2 1鎌倉女子大・家政、2麻布大・環保)

P 7発生毒性試験における動物実験代替法としての全胚培養法(第 20報)無血清培養液AKY020を用いたラット胎児培養法
       ○秋田正治 1、横山 篤1 、黒田行明2 1鎌倉女子大・家政、2 麻布大・環保)

P 8発生毒性試験における動物実験代替法としての全胚培養法(第 21報)ラット培養胎児へのサリドマイドの影響
       ○秋田正治 1、横山 篤1 、黒田行明2 1鎌倉女子大・家政、2 麻布大・環保)   

                                       

◆免疫毒性

P 9交差感作反応の評価におけるin  Vitro法の有効性に関する研究
        ○李郷、王志玉、稲垣弘文、南 正康(日本医大・衛生・公衆衛生)

 

◆局所刺激性

P 10コラーゲンスポンジを用いた皮膚モデルの構築と評価
     ○諸田勝保、森田真一郎、高沢弘明(グンゼ冠京都研)

P 113DHistoculture による有色化粧品の皮膚刺激性評価
     ○往々木哲二、真鍋幸子、丹野和信(極東製薬工業褐、究開発)

P 12ウサギ皮膚チップを用いる皮膚刺激性試験代替法の検討
     ○宮本 悟1 、森 栄治1、小島肇夫 1、佐々木哲二2 、真鍋幸子2、丹野和信2、小西宏明 1
     1 日本メナード化粧品冠研究技術、2極東製薬工業冠研究開発)

P 13グンゼ三次元培養皮膚モデルにおける溶媒の影響
     ○小島肇夫1、森 栄治1 、諸田勝保2、森田真一郎 2、高沢弘明2 、小西宏明1 
     1 日本メナード化粧品冠研究技術、グンゼ冠京都研)

P 14医用材料のin  vivo組織刺激性を予測するための細胞毒性試験法の確立に関する研究
        ○土屋利江、五十嵐良明、中村晃忠(国立衛試・療品)

P 15 眼刺激性試験代替法としてのヘモグロビン変性試験法の改良
     ○畑尾正人、村上賢子、板垣 宏、小林敏明(資生堂・安全性・分析センター)

P 16アニオン界面活性剤の刺激性に対する分子構造からのアプローチ( 2)―疎水性と刺激性の相関―
     ○大沼美由紀、瀧野嘉延、川崎由明、坂本一民(味の素冠中央研)
 

◆器官(臓器)毒性

P 17ウサギ腎近位尿細管細胞の初代培養と各種抗生剤の細胞毒性
        ○水野初枝、福重潤一郎、横山富久、吉田由美子(三共冠第二生物研) 
 

◆新しい細胞毒性試験法

P 18 コロ二一形成法:短時間処理と連続処理の違い(続報)
     ○渡部郁雄、中島京也、森美奈子、幸脇裕美(日本生化センター・岐阜研)

P 19培養細胞を用いる光毒性試験について
     ○若栗 忍、田中憲穂、小野 宏(食薬センター・細胞生物)

P 20 Detection  of  in vitro  cytotoxicity  in living  cells  with a  fluorescence  microscopyVideocamera-image  processor  system
     OWangX 1HiranoK 2KobayashiY 3SaijoK and OhnoT 1
     (1Cell BankInstPhys.、 ChemRes .[Riken]、 2Tsukuba ResLab.、 Hamamatsu p hotonicsKK.、 3FacSci .、Toho  Univ.)                 

P 21細胞毒性試験法、第1 回バリデーションスタディ中間報告
     運営委員会

P 22 A  comparative  cytotoxicity analysis  of  the results  from  tests of  the  first30 MElC references  chemicals  in68 different in  vitrotoxicity  systems
      EkwallBet  a1
     (DeptPharmaceuticalBiosci 、、Uppsala  Univ.、Sweden

P 23 The  work  with the  MElC  human database
      Ekwa11B .、C1emedson C.、BondessonI.、
     (Toxicol .、Uppsala  Univ.、BMCUppsala Sweden.

P 24 Typing  of  MElC chemicals  according  to their  toxicokinetic  modes of  action  by lactate  dehydrogenase release assay
     ○WangX.、 SaijoK .、Ohno T.(CellBankInst PhysChemRes.[ Rikenl

P 25MElCプロジェクトにおける化学物質を用いた細胞回復度試験について
     ○今井弘一、 EkwallB.2中村正明 1
     (1 大阪歯大・歯科理工、2Dept Toxicol。、Uppsala  Univ。)

P 26正常ヒトNK 細胞の機能におよぼす12種の ME1C化合物の毒性評価
     ○小林芳郎 1、山城孝司1 、渡部直子I WangX2 、大野忠夫2
     (1 東邦大・理・分子免疫、2理研・細胞開発銀行)

P 27動物実験代替のための初代培養肝細胞による長期毒性評価法の検討
     ○市川和洋、酒井康行、追田章義、鈴木基之(東大・生産技研) 

◆非哺乳動物を用いる試験

P 28 アフリカツメガエルを用いる23 78tetrachlorodibenzop dioxinの発生毒性の検索
       一血球系細胞におけるアトーシスについて
    ○阪本典子、美馬 信、谷村 孝(近畿大・医・一解)

P 29 ニワトリ胚を用いた薬効・毒性評価( 5)、ニワトリ肝心電図に及ぼす循環器作用薬の影響
    ○宮崎博之1 、杉山 隆1、久保田信雄 1、吉山友二2 、斎藤嘉鶴3、島田英世 1
    (1 北里大・薬・臨床薬理、2病院薬局学、 3北里研究所)

P 30 ニワトリ胚を用いた薬効・毒性評価( 6)、心筋培養細胞への循環器系作用薬の影響
    ○杉山 隆 1、宮崎博之1 、久保田信雄1、吉山友二 2、斎藤嘉鶴3 、島田英世1
    (1 北里人・薬・臨床薬理、2病院薬局学、 3北里研究所)

 

◆動物を用いない試験

P 31   In  vitro試験管内でのデータに基づく個体における薬物肝代謝クリアランスの予測
    ○岩坪隆史、廣田徳子、杉山雄一(東大・薬・製剤)
 

◆その他の代替法試験

P 32化粧品原料の安全性評価のための眼刺激性試験代替法の二次バリデーション
    ○大野恭雄、金子豊蔵、小林敏明、ほか 26名(国立衛試・薬理化)

P 33化粧品原料の神経細胞に対する影響― 電気生理学的手法及び MTT法による評価
    ○井上かおり 1、中沢憲一2、井上和彦2 、藤森観之助2、大野泰雄2、高仲 正 2、板垣宏1、
     加藤 忍1 、小林敏明1、黒岩幸雄 3
    (1 且草カ堂・安全性・分析センター、2国立衛試・薬理、 3昭和大・薬・臨床薬学)

P 34CHO細胞における重金属の蓄積と増殖阻害
    ○酒井康行、鯉淵公備、迫田章義、鈴木基之(東大・生産抜術研)

P 35初代培養肝細胞を用いたゴルフ場使用農薬の毒性評価の試み
    ○宮里佐織、中村伸理子、富田 守、有薗孝司、有吉敏彦(長崎大・薬・衛生化学)

P 36 Using  a  humanskin model  for  corrosivity assessment
     DonellyTA etal.AdvTissue  Sci.La  Jo1la U.S.A.

P 37 In  vitro  phototoxicity and  UVA PF evaluation
     DonellyTA etal.AdvTissue  Sci.La  Jolla U.S.A.

 



 

皮膚刺激試験にかわる新しい動物代替技術 

 化粧品や薬の皮膚刺激物質を同定する安価で簡単な技術の開発は、数千の動物の生命を救えるかもしれない。英国ノッティンガムにある FRAMEFund  for  theReplacement of  Animals  in MedicalExperiments )は、動物代替法としてヒト皮膚細胞が刺激性物質に反応して産生されるサイトカイン量を推定して、これら物質の激の度合いを推定する研究の第一段階を成功のうちに終えた。プロジエクトリーダーである Michael Garle 氏の話によると、従来行われているウサギ皮膚に刺激物質を塗布する実験のかわりに、培養細胞の産生するサイトカイン量を測定することで、刺激性の程度を推定する方法を考案した。はじめは、インターフェロン、インターロイキン、腫瘍壊死因子などのサイトカイン物質を個別に測定することを試みたが、この方法では大きな困難をともなった。ひとつは、個々のサイトカイン量の測定では、検定された化学物質によるサイトカイン分泌量と実際の刺激作用との相関が変動し、全体像がなかなかつかめないこと、またこの実験は大変高価なものとなり、例えばインターフェロンひとつ測定するにも 600ポンド以上の費用がかかることがわかった。そこで、皮膚細胞が産生するサイトカイン全量をまとめて測定し、化学物質の刺激程度を推定する方法を開発した。まず、ヒト皮膚細胞に目的とする化学物質を処理してサイトカインを培地中に分泌させる。この培養上清をマクロファージ細胞培養系に添加し、サイトカイン量に応じた一酸化窒素を産生させる。次にこの産生された一酸化窒素の量を Greissの染色試験法により、サイトカイン総量を間接的に測定する方法を考案した。この方法を用いれば、 1回の試験のコストが23ペンスですみ、しかも実験が大変容易である。この方法は、コストの安さと実験の簡便さの利点があり、皮膚刺激試験にかわる有力な動物代替技術として今後期待される。          
                                                                                              New  Scientist1994 716 日号より)


 

CAATが代替法に関する教育用テキストを出版

  CAATThe  Center for  Al tematives  to Animal  Testing)が、本の題名” Animal and  Altern atives in  Testing HistoryScience  and  Ethics”という一般向けの代替法に関するテキストを出版した。本の内容構成として、 Science and  Society The Eye  of  SciencesToxico1ogy  andToxicity  TestingScience  In  Vitro and  Animal  ExperimentationEthics  and  Low、などについて平易に説明している。健康と環境の安全性を保護するために、動物代替試験の開発と進歩がいかに重要かわかりやすく、かつさまざまの角度から解説された教材として好評を得ている。米国内の 2州では、高校の生物学担当教師の指導書として採用され、他にも化粧品や製薬関係の研究者に多く読まれている。
 尚、この本の購入希望については、 Mary Ann  Liebert  Inc1165Third  Avenue New YorkNY 10125USAFax 1212289 4697で受付ておりますので、御希望の方は直接連絡を取て下さい。                       ( ATLA 22 号記事より)

  



 

1994 6月よりCAAT ニュースレターがインターネット回線で閲覧可能に!

 19946月から CAATニュースレターがノルウェーのベルゲン大学の ALTANIMを経由して閲覧可能になりました。 ALTANIMのメールリストに登録するためには、インターネット Email メッセージをベルゲン大学(UIB)の LISTSERVに送って下さい。様式は、 SUBscribe ALTANIM  Yourfirstname (名前) Your last  name (姓)の順です。名前がメールリストに登録されしだい、登録確認の知らせを受けることになります。関心のある方は是非登録して下さい。
                               ( A T  L  A 22 号記事より)

  


オランダ動物代替研究センター( NCA)が19942月より活動開始

 オランダ動物代替研究センター( NCA)は、オランダにおける動物代替における研究推進と教育啓蒙活動の中心的センターとして 19942 月より活動を開始した。このセンターは、ユトレヒト大学の構内にあり、当面4 年間の国の予算とユトレヒト大学の予算で研究、教育を開始することになった。NCA の主な活動として、オランダ国内の動物代替に関する研究情報の集積、研究者向けのニュースレターの発行、動物代替研究、教育のためのワーキンググループの設立、支援などを行う予定である。
                                ( A T  L  A 22 号記事より)


 

公開シンポジウム

文部省科学研究費総合研究( B
「薬物動態の分子基盤:解毒(代謝・排泄)能力の予測」
    研究代表者:東京大学薬学部製剤学教室  杉山 雄一

開催目:平成71 12日(木曜日)
    午前930―午後 500 (シンポジウム)
    午後530―午後 730 (懇親会)
場所:東京都文京区本郷
    東京大学安田講堂(シンポジウム会場)
    東京大学山上会議所(懇親会会場) 

はじめに(930 940 )                            J

1.「トクロ一ム P450研究の最近の進歩」(940 1020
    東北大学 理学部   藤井義明

2.「ヒトにおける薬物代謝の予測;その方法と限界」( 102011 00
    北海道大学 薬学部  鎌滝哲也

3.「薬理遺伝異常症:新薬開発と臨床薬物治療における意義とその問題点」( 110011 40
    国立国際医療センター 石崎高志

4.「スルホトランスフェラーゼ遺伝子ファミリー」( 130013 40
    東北大学 薬学部   山添 康

5.「グルクロン酸抱合酵素の分子的多様性の発現機構」( 134014 20
    姫路工業大学 理学部 井柳 尭

6.「薬物体内動態の予測:動物からヒトヘ、 in vitro からin  vivoへの予測」(1440 1520
    東京大学薬学部  杉山雄一

7.「小腸における薬物吸収機構の分子論的解析」( 152016 00
    金沢大学 薬学部   辻  彰

8.「腎臓における薬物排泄機構の分子論的、速度論的解析」( 160016 40
    京都大学 医学部   乾 賢一

 

*「全体の総括および今後の展望」( 164017 00
    東京大学 薬学部   杉山雄一

 

懇親会(1730 1930)

 シンポジウムの参加費は無料です。会場の準備の都合もありますので、参加を希望される方は( 1。氏名、2 。所属、3。所属先の住所、 4。所属先の電話番号及びFAX 番号、5。懇親会参加の有無)を明記の上、返送先の宛名を書いた往復ハガキで予約申込をしてください。当日は返信ハガキを会場でご提示ください。申込先は(〒 113東京都文京区本郷73 1東京大学薬学部製剤学教室公開シンポジウム( B)事務局)ですが、整理の都合上、ハガキー枚に対して一名分の記入をお願いします。締切りは 1216 日(消印有効)とさせていただきます。 懇親会参加をご希望の方は参加費7000 円(一人分)を下記の銀行口座に12 16日までにお振り込みください。口座名は「三和銀行本郷支店(普通預金)、店番号 351 口座番号3794158 :薬物動態分子基盤シンポ95代表杉山雄一」です。振り込みの際は必すご氏名を明記ください。なお、希望者多数の場合は先着 800名とさせていただきますので、なるべく早めにお申込ください。

 


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