JSAAE News Letter No.20

2002年07月04日

Japanese Society of Alternatives to Animal Experiments

日本動物実験代替法学会

 目次 

1.日本組織培養74回大会・第15回日本動物実験代替法学会
     合同学術大会  - 大会を終えて-  2

2.日本動物実験代替法学会第16回大会のお知らせ4
3.第24回評議委員会報告5
4.日本動物実験代替法学会バリデーション委員会議事録6

5.日本動物実験代替法学会研究助成金研究(平成11年度)8
6.他学会における発表報告9
7.国際交流報告10
8.MLでの評議委員会の開催方についての提案11

9.第4回国際代替法会議の開催と渡航助成の申請公募12

 


日本組織培養学会第74回大会・第15回日本動物実験代替法学会・合同学術大会
 − 大会を終えて −日本組織培養学会第74回大会・ 第15回日本動物実験代替法学会 合同学術大会・会長 理研・細胞開発銀行 大野忠夫

代替法学会の設立に参加し、学会設立直後の大会を主催して以来、新規開発の代替法を世の中で具体的に役に立つ形で提供するため一度は他流試合をしてみたい、という希望を持っておりましたが、幸運にも大会主催を再 度仰せつかり、また同時に培養学会会員としてみても、前々から懸案だった"どこかの関連学会と組んで培養学会の大会を開催し、盛り上げたい"という機会に巡り合わせ、この度、表記のような合同大会の形で実現できました。両学会ともに、ヒトを含めた動物の「生きている細胞」を扱うという共通基盤を持っております。その点が効果を発揮したのでしょう、今回の合同大会の発表内容には違和感がない、と双方の学会員の感想を会場で聞くことができましたことは、主催者としてたいへんうれしく思っております。大会全体のコンセプトとしては、大会運営委員会で議論した結果、やはり技術論(基礎・応用にかかわらず)を中心に据えることにしました。その周辺の話題を集めていけば、両学会会員に興味を持って貰えるだろうと思われたからです。その観点から"最新の話題"といえば、やはり"組織工学"、"発生・再生"、"ヒト材料"ということになります。これらに毒性学がからめば代替法学会会員も目が輝くはずです。そこで、シンポジウム−1"組織インテグレーションの新世紀"シンポジウム−2"細胞毒性発現のメカニズムとバイオロジカルリレバンス"シンポジウム−3"フロンティアテクノロジー:新しい培養技術・バイオアッセイ法"の3つを先ず組み、その前後に、特別講演3題"受精卵から全胚への培養内分化と組織形成"、"胚性幹細胞(ES細胞)株の樹立と分化制御および再生医療への展望"、"試験管内の臓器形成の基礎と応用"をお願いしました。他に、少々刺激的かなと思いつつも、"ヒトへの 作用を知るには、やはりヒトの細胞か?"というタイトルでディベートセッションを仕掛け、これらの柱の間に一般演題であるポスター発表を埋め込み、2つの学会の各種の賞で華を添えました。遊び心も入れて、ポスターに紅リボン賞も設置しました(「この学会はやたらに賞が多いのよ」というスタッフのぼやきも飛び出しましたが)。結果は、主催者が申すのも恥ずかしながら成功だったと思います。特に、1番目の石渡先生による特別講演は、多数の参加者から「すごい!」との声が寄せられ、2番目の中辻先生は今や培養研究者の最大関心事であるヒト万能細胞に最接近しており、3番目の浅島先生は恩賜賞・学士院賞に加えて、大会プログラム決定後に紫綬褒章まで受賞されるという華やかさでした。参加者は招待者とスタッフも加えて総数389名に達しました。  反省点としては、予想を超えるディベートセッション参加者数があったため狭い会場からあふれ出し、かなりの方々があきらめて帰ってしまったこと、ポスター会場での現場発表が同調したため瞬間風速的に会場が混雑した(ポスター発表に3時間もとってあるのだから座長まかせで良いと思っておりましたが、逆に自由度が高すぎた)ことです。また、ポスター発表が41題に留まったこともやや寂しい気がします。それを補う形のセレクテッドペーパーセッションには、A会場が埋まる参加者がありました。まだまだ、ポスターよりは口頭発表が好まれるようです。  幸いにして今回の合同大会では、運営委員とスタッフのご努力により、若干の黒字となり、ホッとしております。もとより、大会の運営はその費用のすべてを会員が負担するのが当然でありますが、効果的かつ実り多き大会とするために協賛・広告・展示を賜った各企業様には、別途格別の謝意を申し上げました。会員の皆様には、今回の合同大会の経験を、いささかでも有効に生かしていただければ、主催者としてはこの上なく有り難く思います。  どうか、代替法学会の会員の皆様におかれましては、今回の経験を生かし、積極的に他流試合を重ねられ、学会の存在そのものをもっと積極的にアッピールしつつ一層切磋琢磨されますよう、希望しております。

 (今回の合同大会運営委員会委員:(順不同)東大医・鈴木崇彦、国立衛研・増井 徹、日本たばこ・西義介、神奈川歯大・古江美保、 メナード化粧品・小島肇夫、資生堂・板垣宏、理研細胞開発銀行・西條薫)

 


日本動物実験代替法学会第16回大会のお知らせ

大会会長 吉村 功 (東京理科大学工学部)

 今年は8月に国際動物実験代替法会議がニューオーリンズで開かれます.それと時期的に少し離れていた方がよいということで,第16回大会は,下記の要領で,2002年12月に開催することにいたしました.

日時: 12月4日(水)午前9時〜午後5時 この後懇親会  12月5日(木)午前9時〜午後5時

ただし,前日12月3日の午後にサテライトセッションとして,「静脈注射の代替法のバリデーション」「ヒト皮膚3次元モデルの代替法キットのバリデーション」を企画中

場所:総評会館(東京)2階 (営団地下鉄新御茶ノ水駅下車,階段を上がった後,徒歩10秒) (JR東京駅より,地下鉄丸の内線利用で約20分)

オーガナイズド・セッションについては,現在企画中ですが,次のテーマがあがっています.  「脳死の方の細胞を研究に利用させていただくことについてのパネル討論」  「代替法についての国際的潮流の現状確認――国際会議をふまえて」 (たとえば,会報No.18参照)  「各種代替法のバリデーション研究の進め方」

まだ,準備に時間がありますので,他に,取り上げた方が良い課題のアイデアをお持ちの方は,小生(isao@ms.kagu.sut.ac.jp)までお知らせ下さい.

一般演題は,原則としてポスター発表とし,優れた発表に対しては,"ゴールデンプレゼンテーション賞"を贈呈します.大会を実り豊かなものにするのは,会員諸氏の積極的な発表ですので,一般演題への申し込みの準備をお願いします.抄録締め切りは,9月6日の予定です.詳細はニュースレターの次号に掲載いたしますのでご注意下さい.なお,日本接触皮膚炎学会は11月30日から12月1日にかけて予定されています.

 


第24回評議員会報告

文責 大野泰雄

平成13年10月17日にメールでの第24回評議員会開催を評議員に通知した。議題は1)平成14年度の第17回日本動物実験代替法学会大会長について、2)学会事務局に所在地についての細則の変更について、お よび3)移植不適合ヒト組織の研究利用についての要望書についての3件であった。10月23日までに回答を寄せられるよう求めた。 参加者:今井、遠藤、大野(忠)、大野(泰)、小 縣、小野、帯刀、金子、鎌滝、黒澤、小島、黒田、佐藤、杉山(真)、杉山(雄)、 難波、二宮、畑尾、星、前島、横山、吉村 以上22 人 評議員数は30名なので、評議員会は成立した。 議事及び結果 議題1については、大野より麻布大学獣医学部実験動物学教室の二宮博義教授が推薦され、20名(今井、遠藤、大野(忠)、小縣、小野、帯刀、金子、黒澤、小島、黒田、佐藤、杉山(真)、杉山(雄)、難波、二宮、畑尾、星、前島、横山、吉村)より賛同の返事を頂き、了承された。なお、本件に関しては、学会規約の細則第16条に「大会会長は評 議員会が推薦し、総会で決定する。任期は前年大会 の終了時からその年の大会の終了時までとする。」とあり、来年の大会総会で決定す る必要がある。  議題2について、学会規約の細則第19条に「本会の事務局はつぎのところにお く。〒113東京都文京区本郷7-2-4 建衆ビル501号 室 学会事務局内 日本動物実験代替法学会事務局」とあるが、ビルの名称が浅井ビ ルに変更されたことにより、「本会の事務局はつぎ のところにおく。〒113-0033東京都文京区本郷7-2-4 浅井ビル501号室 学会事務局 内 日本動物実験代替法学会事務局」への変更が 大野より提案され、議題1と同様に20名の賛同を得て、了承された。なお、細則の変 更は細則第20条で評議員会の議決のみで可能であ る。本件については大会で報告する必要がある。  議題3については、大野より「ヒト組織を利用することにより、ヒト特異的な代謝 や薬理作用等が検出できるが、なるべく早くヒト組 織を用いた研究を行うことにより、医薬品や化粧品、農薬等の開発における意志決定 が早くなり、無駄に動物を使用することが少なくな ることが予想される。しかし、我が国においては移植のために摘出されたヒト組織の 研究利用が禁止されており、十分に利用出来ないの が実状である。ついては関連学会と連絡をとり、臓器移植法の見直しに際して、組織 の研究利用が可能となるような変更について要望書 (案は添付資料に示しました)を提出したいと考えている。」との説明および要望書 案が送付された。多くの評議員の賛同を得たが、数 人から保留、および提案に対する資料の不足等が指摘された。議長としては、学会と しての要望書を厚生労働大臣に出すことは重大なこ とであること、また、今まで余り代替法学会で議論されてこなかった問題について要 望書を提出するには準備不足であったこと、また、 議題1について早急に結論をだす必要があったことから、議題3については、継続審 議とし、評議員会を閉会とした。 (会員への情報提供:本件については、日本薬理学会、日本薬物動態学会、日本トキ シコロジー学会、日本組織培養学会、及びHAB協議 会より要望書が提出され、12月25日に正式に厚生労働省保健局臓器移植対策室長 に手渡された。室長は真摯に受け止め対応するとの ことであった。)

以上

 


日本動物実験代替法学会バリデーション委員会議事録 

文責:小島 肇夫

日時:平成13年11月17日(土)14:00〜15:15 場所:八重洲富士屋ホテル喫茶室 参加者:大野忠夫(理化学研究所)、吉村(東京理科大)、加藤(シオノギ)、小島 (メナード)    以上敬称略 配布資料:D1(シオノギ研究報告書)及び2(アンケート結果)

議事 1.注射剤のワーキンググループの設立について 大野委員長より、今後注射剤ワーキンググループを設立すること、グループ長として 小島を指名したいとの申し出があり、了承された。 また、第15回大会の余剰金の一部を本バリデーションの実施を条件に学会に寄附する との提案も明かにされた。これにより、当面の資金 的な問題は回避できると思われる。

2.バリデーションの実施について 1)注射剤の筋肉刺激性代替について D1に示すように、これまで筋肉刺激性の代替を目的に研究が行われてきた。しかし、 最近では医療現場において筋肉注射はほとんど実施 されておらず、実用性に乏しい。よって、この目的のためのバリデーションは実施し ないことを決定した。

2)注射剤の血管内皮刺激性について 静脈注射の需要は多く、シオノギでも新規医薬品の申請資料用として、ラットやイヌ の毒性試験のほかにウサギ耳を用いた血管局所刺激 性貯留性を検討している。試験方法が標準化されておらず、各社の実態は不明である が、まず、動物試験方法の実体を調査し、それら試 験の代替法を確立し、スクリーニング、コスト削減を目指すという意味では価値があ ると考える。また、静脈注射剤の刺激性による薬害 はでていないと思うが、新規医薬品の評価段階では毒性を確認しており、代替法の確 立は意味がある。 そこで、まず、試験系を確立する必要があることから、シオノギにて抗生物質などを 用いて血管局所刺激性評価に関するinvitro代替 試験方法を確立することになった。 @細胞株の選定 大野先生と相談して、血管由来細胞株を決定する。 A正常ヒト血管内皮細胞との比較 バリデーションには使用しないものの、ヒト細胞の結果は必要である。 B動物試験 現在行われているinvivoの評価方法について調査し、vivoの方法を決める。 C学会発表 研究内容を来年の大会にて発表し、バリデーションのコアとする。

3)バリデーション実施計画 来年、invitroの代替法を確立し,学会で発表した後にバリデーションを行う。た だ、vitroのデータと相関を求めるために、まずvivo のデータを整えることが急務である。そこで、学会に研究助成を申請して、予算を確 保する。加藤先生が受託機関に共同研究を申し出 て、格安で試験を依頼できないか検討する。具体的には、2−3の受託機関に相談し て共同研究機関を絞り込み、方法論を詰めながら、 データを集める。 @上記に記載したinvitro試験の計画を立て、来年の大会発表を目指してシオ ノギにて結果を求める。 A費用面に加え、公的な認証を受けるためにも、厚生科学研究に研究助成を申請す る。そのために、この研究に興味を持っていただける 国衛研の先生(毒性部、生化学部や療品部はどうか?)を大野泰雄先生に推薦してい ただく。 B製薬協は標準化を求めていることから、協力が得られるのではないか。 C来年の大会での発表、研究助成の認可が許可になった時点で、昨年行ったアンケー ト結果をもとに、小島が参加機関の正式な募集を行 う。最低5機関の参加はあると予想している。大学の研究機関の協力も必要である が、今のところ今井先生(大阪歯科大)が参加の意向 を示しており、期待できる。  D小島は被験物質の管理、配布を行う。 Einvitro試験系が確立できた時点で、データ入力フォームを吉村研究室で作 成する。バリデーションデータもすべて吉村研究 室に集める。 Fテクニカルトランスファーを再来年早々行う。場所は今後検討する。 G大会にて、バリデーション説明会を開催し、再来年バリデーションを実施する。

以上

 


日本動物実験代替法学会研究助成金研究(平成11年度)     
Invitroembryotoxicitytestingofpolymericsubstancesfordental useby           differentiationofembryonicstemcells             KoichiImai1,HorstSpielmann2,GabiScholz2,IngeborgPohl2andMasaaki Nakamura1,AATEX,8(1),31-39,2001 1大阪歯科大学歯科理工学講座,2ZEBET(NationalGermanCenterforthe DocumentationandEvaluationofAlternativesto TestinginAnimals)atBgVV(NationalCenterforHealthProtectionof ConsumersandVeterinarymedicine)

 歯科用モノマーがヒト胎児の発生に及ぼす影響については,これまで試験法が十分 確立されていなかったためにほとんど解明されてい なかった.我々は歯科用成形修復材などに数多く用いられている代表的な4種類のモ ノマー(Bis-GMA,UDMA,Bis-MPEPP,TEGDMA)に ついて,invitroembryotoxicityテスト法であるembryonicstemcelltest (EST)を用いて調べた.Spielmannらによって開発さ れたESTは,マウス由来のES-D3細胞から分化した心筋細胞の鏡見下での鼓動率から算 出した50%細胞分化率(ID50),ならびにES-D3細胞 とBalb/c3T3細胞の50%細胞生存率(IC50)の3つのパラメータから被検物質によるヒ トのembryotoxicityを予測する方法で,欧州です でにバリディーションが実施され,ヒトのデータとの高い相関性が確認されている. ES-D3細胞のID50は,Bis-GMAが10.5μg/mL,UDMA が9.8μg/mL,Bis-MPEPPが7.9μg/mL,TEGDMAが15.4μg/mLであった.ES-D3細胞の IC50は,Bis-GMAが23.6μg/mL,以下 Bis-MPEPP,UDMA,Bis-MPEPPの順に増加した.一方,Balb/c3T3細胞のIC50は, Bis-GMAが19.8μg/mL,以下UDMA,TEGDMA, Bis-MPEPPの順に増加した.以上の結果をESTプロトコルによって発生毒性の程度をク ラス分けすると,すべて"weakembryotoxic"と判 定された.  諸臓器への正常分化を障害する未知の化学物質の存在が指摘されてきているもの の,その研究はまだ緒についたばかりである.化学物 質あるいはその代謝産物が各臓器のみならず胎児や乳汁へ移行して,胎児の発生過程 に影響を及ぼす可能性が考えられ,構造活性相関分 野への将来の研究発展が望まれる.


他学会における発表報告

小島 肇夫

日本動物実験代替法学会より助成を受けて行っております「皮膚刺激性試験代替キ ットの施設間評価」について、去る平成13年12月8 日(土)及び9日(日)に大阪国際交流センターにて開催されました第26回日本接触皮 膚炎学会大会にて発表しました。  以下に要旨を示します。会場にて、多くの臨床医にこれらキットの有用性について 説明を行いました。

皮膚刺激性試験代替キットの施設間評価 ○小島肇夫、佐藤淳(日本メナード化粧品)、寺沢松美(アイビー化粧品)、合田 真季(味の素)、堀道政(一丸ファルコス)、 岡本裕子、水野誠、今井教安、武井真以(コーセー)、植竹信之(興和)、後藤美 佐子(コニカ)、川端留美(大鵬薬品)、佐々木義 文(田辺製薬)、鵜川薫(日本バイエルアグロケム)、小澤範恭(ピアス)、鈴木 民恵(ファンケル)、宇佐美雅仁(ホーユー)、笠 原智子(ポーラ化成工業)、後藤恭子(北興化学工業)、鳥島久(倉敷紡績)、石 橋卓也(東洋紡)、森川訓行(グンゼ)、園田 巌、吉村功(東京理科大)

日本動物実験代替法学会の協力を得て、皮膚刺激性試験代替キット間及び施設間の データ相互性、動物皮膚一次刺激性及びヒトパッチ 結果との比較、今後のバリデーションの必要性などを探るため、小規模な評価研究を 行った。 評価を行ったキットは、培養ヒト皮膚モデルEpiDermTM:EPI-100(倉敷紡績)、 Vitrolife-SkinTM(グンゼ)及びTESTSKINTM(東洋 紡)である。キットメーカーを除き、述べ15機関、各キット当り5機関以上が参加し た。試験期間は、2001年1月〜5月とし、予備試験、 本試験、必要な場合には追試験を行って、T50(50%細胞毒性を示す時間)を試験結果 として求めた。被験物質としては、ラウリル硫酸 ナトリウム(SLS)の1%水溶液、TritonX-100の1%水溶液、ラウリン酸3%オリ ーブ油溶液、蒸留水(溶媒)及びオリーブ油(溶 媒)の5点を記号化して参加機関に送付し、全試験終了後、被験物質名及び記号名を 開示した。得られた結果は、各機関から直接、東京 理科大に送付され、統計学的な解析を実施した。 その結果、皮膚刺激性試験代替キットの有用性及び欠点に関するデータがまとまった ので報告する。

PRE-VALIDATIONSTUDYONALTERNATIVETOSKINIRRITATIONTESTINGINJAPAN HajimeKojimaandAtushiSato1, ResearchLaboratories,NipponMenardCosmeticCo.,Ltd.,2-7Torimi-cho, Nishi-ku,Nagoya451-0071,Japan MatsumiTerasawa2,MakiGoda3,MichimasaHori4,YuukoOkamoto,Makoto Mizuno,TakayasuImaiandMaiTakei5, NobuyukiUetake6,MisakoGoto7,RumiKawabata8,YoshifumiSasaki9,Kaoru Ukawa10,NoriyasuOzawa11,Tamie Suzuki12,MasahitoUsami13,TomokoKasahara14,KyokoGoto15,Hisashi Torishima16,TakuyaIshibashi17,Nobuyuki Morikawa18,IwaoSonodaandIsaoYoshimura19, 2IVYCOSMETICSCO.,LTD,3AJINOMOTOCO.,INC.,4ICIMARUPHARCOSCO.,LTD, 5KOSECorporation,6KowaCo.,Ltd., 7KONICACO.,LTD.,8TAIHOPHARMACEUTICALCO.,LTD.,9TanabeSeiyakuCo., Ltd.,10NihonBayerAgrochemK.K., 11PiasCorporation,12FANCL,13HOYUCO.,LTD.,14POLACHEMICALINDUSTRIES, INC.,15HokkoChemicalIndustryCO., LTD.,16KURABOIndustriesLtd.,17TOYOBOCO.,Ltd.,18GUNZELtd.,19Science UniversityofTokyo.

Asafirsttrialofvalidationonalternativestoskinirritationtesting inJapan,westartedapre-validation studyofthreekitsofEpiDermTM,Vitrolife-SkinTM,andTESTSKINTM.In thisvalidation,15laboratories,more than5laboratoriesperkittookpartwiththeexclusionofkitsuppliers (KURABOIndustriesLtd.,GUNZECo.Ltd., andTOYOBOCo.Ltd.).Participantsperformedthepre-testandmaintrial andobtainedaT50value(timecausing 50%reductioninMTTfromthatofuntreatedcontrol)forfivemonthsfrom JanuarytoMay,2001.Fivesubstances includingsolvents,1%sodiumlaurylsulphate,1%TritonX-100,3%Lauric acid,distilledwater(solvent)and oliveoil(solvent)wereselected,codedandsuppliedlaboratories. Pre-validationdatawereanalyzedbyabiostatistician,I.SonodaandDr. I.Yoshimura(ScienceUniversityof Tokyo).

 


国際交流報告

小島肇夫

この度、平成13年10月25日及び26日に北京にて開催されました第2回中日化粧 品交流会議(安全性評価に関する専門家会議) に、日本化粧品工業会安全性部会及び技術委員会のメンバー(計11名)が参加して情 報交流してきました。会場には化粧品部門を統括管 理する衛生部の方々や、地方の衛生官、中国化粧品工業会員、皮膚科医など100名程 が集い、日本から7題、中国から1題の講演を通し て化粧品の安全性に関する情報交換を行いました。内容に興味をお持ちの方は小島 (h.kojima@menard.co.jp)までご連絡下さい。 この化粧品交流会議に先立って10月24日にJICA医薬品安全性評価管理センター・日中 友好プロジェクトにおいて「日本における代替法 研究の状況および今後の動向」という演題で講演を行った。(金子追記)

 


MLでの評議員会の開催法についての提案

黒澤 努

大分評議員会もにぎやかになってきてそれはそれで結構なのですが、多数の長いメー ル(私にはまだ短くは感ぜられますが、多くの方は 長いと感ずる可能性がある)が舞い込みますとイヤーになってしまう評議員もいるか もしれません。 そこでMLでの評議員会の開催法について若干提案します。

1.まず出欠の取り方ですが、これの返事を会長宛とするのであれば、評議員全員の アドレスをTo欄にコピーペーストし、From欄に会 長のアドレスがでるように流すべきです。評議員のML上のアドレスは私が管理して おりますので直前に会長にお知らせするのは容易で す。
2.議案の出し方ですが、MLでは実際的には審議というのはできません。意見、視 点が異なった場合はMLでの会議は行き違いも多く できないものと思ってください。MLでできる会議は採決くらいと考えるとよいと思 います。 また複数議案を一度に提案されますと今回のように全体が滞りますので、議案は一度 に一つだけとするべきです。またSubject欄には議 案の内容がわかるようにしますと好都合です。ようするに今回の評議員会であれば、 「Subject欄に日本動物実験代替法学会評議員会議 題 第14回大会会長について」、とかいておくことです。 さらに案件があれば別のメールにてsubject欄に、「代替法学会事務局の所在地につ いての細則の変更について(審議)」、などとし、 一件づつ賛成、反対を求めるとよいと思います。こうした場合議案自体を添付するの はまったく意味がありません。添付するのは参考資 料だけとし、実際の内容はtext部分に記載すべきです。
3,実際にMLにて議論できる内容についてですが、当然紛糾するような話題はむり で、せいぜい背景説明を数回することにより大方の 評議員の方が納得されるような内容だけとなります。  もちろん今回の議案3も皆さんすぐ賛成とにらんでのこととは思いますが、A4に 一枚くらいの文章となりますと、その微妙な表現な どの質問などもあり、相当なリーダーシップを発揮してかからないと成案は得られな いようです。 したがって。内容について疑義がでた場合には、ただちにその先生に納得していただ ける説得、対案を出す必要があります。複数の方が 発言しますと、通常は物理的な会議が必要となってしまいます。
4,もし長い文を審議しなければならない場合は、評決は避け、資料の内容について のご意見をあらかじめいただいておいて、それらに 関する反論をすべて記載したうえで評決をもとめるなどの手はあります。

以上MLの管理人として、またこうした件について学会から研究費をいただいて検討 した者として、さらには国内国際交流委員長として 進言します。

 


第4回国際代替法会議の開催と渡航助成の申請公募      

黒澤 努

第4回国際代替法会議が米国ニューオルリンズにて2002年8月11日-15日に 開催されます(詳細 http://www.worldcongress.net/)。 日本動物実験代替法学会では、恒例により今回も若手研究者の発表を奨励すべく、 渡航費用の一部(10万円/名)を助成致します。 なお今回は、総枠を10名としましたので積極的な参加をお願いします。渡航助成 金を申請される方は以下の6項目について記述した 資料(A4用紙)を4月30日までに日本動物実験代替法学会国内国際交流委員会委員 長(kurosawa@iexas.med.osaka-u.ac.jp)宛電 子メールで送付するか日本動物実験代替法学会事務局(〒113-0033東京都文京区本郷 7-2-4浅井ビル501号 学会事務局内 日本動物実験代替法学会事務局、TEL:03-3811-0309、FAX:03-3811-0676)まで送付 願います。
1,氏名 2,年齢 3,所属(連絡先:TEL、FAX、E-mailを含む) 4,世界会議事務局へ送付する英文要旨(コピー) 5,文要旨の和訳(要約でも可) 6,助成金を受領する金融機関・口座名等。 申請に際して、発表者の所属機関や学会会員歴等は問いません。また年齢に関しては 自称若手研究者でも結構ですので、積極的に応募 して下さい。申請者に対する条件は以下の2点です。 1,申請時に本学会会員であること。 2,本学会次回大会においてポスター発表を行うこと。 なお、渡航助成の審査は本学会国内国際交流委員会が担当します。 詳細等については世界会議のホームページhttp://www.worldcongress.net/をご覧願 います。世界会議における発表内容は、代替法の 3Rsに関連しているものならば、一般に可能ですが、世界会議のプログラム委員 会で承認されることが前提です。海外では動物実験 及びその発表に関して厳しい審査があるため、過去の会議では、動物愛護上不適当 ということでプログラム委員会から許可されない例 もありましたので、要旨の作成にはご留意願います。なお、本件に関するお問い合 わせは上記の日本動物実験代替法学会事務局までお 願い致します。                              
        平成14年1月15日 国内国際交流委員会  

日本動物実験代替法学会事務局:  〒113-0033東京都文京区本郷7-2-4   浅井ビル501号室 学会事務局  TEL:03-3811-3666,FAX:03-3811-0676   学会ホ−ムペ−ジ:http://hayato.med.osaka-u.ac.jp/index/societies-j/alt.html

発   行 :  日本動物実験代替法学会    会長: 大野 泰雄  編集委員長  :吉村  功  
ニュ−スレタ−担当: 金子豊蔵     158-8501東京都世田谷区上用賀1-18-1     国立医薬品食品衛生研究所毒性部内       TEL:03-3700-9646,FAX:03-3700-9647