JSAAE NewsLetter No.9
1998年 8・br> Japanese Society of Alternatives to Animal Experiments
日本動物実験代替法学会

 


目次

  1. AATEX論文賞・候補論文募集!
  2. ホームページ最新情報
  3. 日本動物代替法学会第12回大会について
  4. 日本動物実験代替法学会第11回大会を開催して
  5. 選挙管理委員会からのお知らせ
  6. 会長報告
  7. プロジェクト委員会報告
  8. 国際交流委員会から:動物代替世界大会について
  9. 編集委員会報告
  10. JSAAE Newsletterに掲載する企業広告を募集します!

AATEX論文賞・候補論文募集!

 本学会発行の国際誌 Alternatives to Animal Testingand EXperimentation (AATEX)を編集する第2蘗ATEX編集委員会では、このたび、Vol. 5以降のAATEXに掲載された原著論文を対象に、毎年1回、前年度のもっとも優れた論文を選び、論文賞をさしあげることに致しました。このため、編集委員会では年間予Z50万円を計上することに致しました。

 現在、選考ルールの詳細を編集委員会で審議しております。選考ルールがいかになろうと、原著論文の価値は代替法研究の原点にたって判断されることは間違いありません。

 そこで、皆様、AATEXに原著論文を積極的にご投稿願います。AATEXvol. 5以降に掲載された原著論文はすべて審査の対象となります。

 ただし、まもなく発行されるvol. 5, no.1-2には、第1回バリデーションスタディの結果として8報が載る予定ですが、この研究には97名もの学会会員が共著メとなっております。そのため、この号の論文は対象外とするものと致します。となりますと、1998年度の競争率は、たったの数倍に激減します。AATEX論文賞受賞の名誉を獲得するには、今年は大きなチャンスです。ぜひ投稿して下さい。

AATEXへの論文投稿先:
日本代替法学会編集委員会編集末ア局
〒305-0074 つくば市高野台3-1-1 理化学研究所ジーンバンクコ内
TEL:0298-36-9124 FAX:0298-36-9049
E-mail: aatex@rtc.riken.go.jp

 

 

ホームページ最新情報

 動物実験代替法学会のホームページは、以下のアドレスでご覧になれます。皆さん、どうぞご活用下さい。

http://hayato.med.osaka-u.ac.jp/index/societies-j/alt.html

ホームページワーキンググループ

 

 

日本動物代替法学会第12回大会について

日本動物代替法学会第12回大会
[開催日]  平成10年11・8日19日(水・木)
[会 場]  仙台市民会館(仙台市青葉区桜ヶ丘公園4番1号 TEL : 022-262-4721)
[大会長]  帯刀 益夫(東北大学加齢医学研究所教授)
[大会内容] 
  1. 本大会の一般演題は、会員からの公募によるポスター展ヲおよびショートトークの形ョで行います。

    活発な学術交流ができる学会になるよう期待しています。
  2. 今大会では、3つの学術シンポジウムを開催します。
    また、特別講演に東北大学藤井義明教授を招き、さらに、本学会の抱えている課題を明確にし今後の研究の方向性を提起できるような議論の場をパネルディスカッションとして設けます。
  3. 総会時には、一般演題のベストプレゼンテーション賞表彰式を行います。
  4. 懇親会は、18日17:00 からを予定しています。皆様のご参加をお待ち致しております。
[一般演題募集]  一般演題(ポスター発表)募集。
一般演題申込書と演題要|原稿を大会事務局宛送付(7・1日必着)。
筆頭発表メは会員([出題者の資格]Q照)。尚、採否は大会事務局において決定します。
[日 程] 11・8日(水) 09:30- t開n
10:00 - 12:00 シンポジウム1
13:00 - 14:00 特別講演
14:00 - 16:30 シンポジウム2
17:00 - 19:00 懇親会
11・9日(木) 09:30 - 11:00 パネルディスカッション
11:00 - 12:00 ポスター展ヲの質問と討論
12:00 - 13:00 昼休み、評議員会
13:00 - 15:00 シンポジウム3
15:00 - 16:00 総会
16:00 - 16:10 ベストプレゼンテーション賞表彰式
[学術集会] 特別講演:ダイオキシンリセプターの作用機構と催奇形性における役割 
 講演メ:藤井義明(東北大学理学系研究科教授)

シンポジウム1:組織機能保持細胞株の動物実験代替への利用
 オーガナイザー:矢内信昭(東北大加齢研)

  1. SV40T抗原遺伝qトランスジェニックラットの開発とその利用[上田正次(ワイエスニューテクノロジー研究所)]
  2. 薬物の組織関門輸送研究における株化細胞の利用[寫闢N也(東北大学薬学
    部)]
  3. 株細胞による造血組織の再構成[矢内信昭(東北大学加齢医学研究所)]
  4. 血管平滑筋細胞株の樹立と医薬品開発への応用[長谷川一英((株)ベッセルリサーチ・ラボラトリー、現、協和発酵工業(株)東京研究所)]

シンポジウム2:薬物の代謝、組織到達性を予測するためのin vitro スクリーニング系はどこまで可能か
 オーガナイザー:鎌滝哲也(北大薬)、杉R雄一(東大薬)

  1. 本シンポジウムの企画に当たって[鎌滝哲也(北海道大学薬学部)]
  2. 消化管吸罇ォ予測のためのスクリーニング系[玉井郁巳(金沢大学薬学部)]
  3. 肝臓における輸送予測のためのスクリーニング系[鈴木洋j(東京大学薬学部)]
  4. ヒトCYP発現系の現状と可能性[藤田健一(北海道大学薬学部)]
  5. ヒトCYP発現系はヒト肝ミクロゾーム系の代替法となりうるか[千葉 寛(千葉大学薬学部)]
  6. 将来展望[杉R雄一(東京大薬学部)]

シンポジウム3:薬物輸送系の再構築
 オーガナイザー:遠藤 仁(杏林大医)、石川智久(ファイザー)

  1. 腎における有機カチオン(OCT)輸送系[ 奥田真弘(京都大学薬剤部)] 
  2. 腎における有機アニオン(OAT)輸送系[武田理夫(杏林大学医学部)]
  3. 腎におけるMRP輸送系[鶴岡秀一(ゥ。医科大学)]
  4. 肺におけるPG輸送系[金井直明(R梨医科大学)]
  5. 癌細胞におけるMRP/GS-X輸送系[石川智久(ファイザー研究所)]

パネルディスカッション:日本動物代替法学会の今後の方向性への提言
 オーガナイザー:板垣 宏(草カ堂)

  1. イントロダクション:代替法学会の現状と今後への提言[佐藤温重(昭和大学賦w部)]
  2. 基調講演1:動物実験の倫理に関する一考@:代替法学会への提言[宮嶌宏彰(新日本科学)]
  3. 基調講演2:初等中等教育における動物実験に関する現状と代替法学会への提言[高橋景一(国際基督教大学)]
  4. パネルディスカッション
[Q加申込] 一般演題を申し込まれる方、および参加ご希望の方は、なるべく事前(平成10年9・0日まで)に参加申込書を大会事務局宛に送付の上、Q加費をご送金下さい。
[Q加費] 会 員 桝O申込:5,000円(10・日以降: 7,000円)
非会員 桝O申込:7,000円(10・日以降:10,000円)
[出題者の資格] 筆頭発表メは日本動物実験代替法学会会員に限られます。未加入の方は、演題申し込みと同時に下記学会事務局へ手続きをお取り下さい。(入会金2,000円、年会費5,000円)
   〒113-0033 東京都文京区本郷7-2-4 建衆ビル501号 (有)学会事務局
   日本動物実験代替法学会担当:今泉文男 TEL03-3811-0309 FAX03-3811-0676
[申込締切] 一般演題申込書、演題要|原稿    :7・1日必着
英文抄録の E-mail 送信またはフロッピー:7・1日
Q加申込書             :9・0日
大会参加費及び懇親会参加費の事前送金:9・0日
[大会事務局] 〒980-8575 仙台市青葉区星陵町4-1 東北大学加齢医学研究所分子発生研究分野
 日本動物実験代替法学会第12回大会事務局(担当:坂本公江)
 TEL : 022-717-8484 FAX : 022-717-8488 E-mail : daitai@idac.tohoku.ac.jp

演題要|原稿作成要領
[用 語]
 用語は日本語または英語とし、全体で2枚以内にして下さい。本文が日本語の場合は英文の演題名、発表メ、所属、要約を本文の後に続けて下さい。
[英文抄録]
 学会誌AATEX緒繧ノ大会発表演題(含シンポジウム)の英文抄録を掲載いたします都合上、英文抄録を別にE-mailでお送り下さいますようお願いします。その際、添付ファイルは使用せず、メールの本文に入れて下さい。E-mailをお持ちでない方は、フロッピーでテキスト形ョにして演題要|原稿と共に郵送下さい。
[印 噤n
 原稿をほぼ原寸大のオフセット印刷にします。
 縦210?×横135?の範囲(B5用・F上25?下22?左右各23?のマージン)に、文字サイズ10pt/1行37文字/1頁38行(文字間0/行間15pt)で明瞭に印字して下さい。図表や鮮明な写真を挿入しても構いません。
[標題・発表メ・所属]
 左に演題番号を入れますので、左端から30?空けて記入して下さい。文字サイズは、標題(12pt)・発表メ(10pt)・所属(10pt)として下さい。発表メのうち、筆頭発表メには下線を付けて下さい。
[本 文]
 所属と本文の間は必ず1行以上空けて下さい。本文の構成は、原則として目的、材料と方法、結果、考@、Q考文献(省略可)の順に記述して下さい。

ポスター展ヲ要領

  1. ポスター掲ヲ板:縦150?×横180?
  2. 展ヲ準備:11・8日(第1日)9栫`10・br> 展ヲ撤禔F11・9日(第2日)15栫`16・/li>
  3. ソ疑応答:11・9日(第2日)11栫`12栫A各ポスター前にて質問と討論
  4. ベストプレゼンテーション賞:会員の投票によってポスター発表の中から2件が
    優秀発表として選出されます。発表は19日昼休み後、表彰式は総会時に予定していま
    すので、該当メは必ず会場にお残り願います。

 

 

日本動物実験代替法学会第11回大会を開催して

第11回大会長 前島一淑(慶應義塾大学医学部タ験動物センター)

 日本動物実験代替法学会第11回大会は、1997年11撃Q6、27日(水、木)の2日間、東京都中野区の中野もみじ山文化センターにおいて開催され、無事終了させることが出来ました。この大会の立案、準備、開催そして後片付けまで、あらゆる面で協力と指導を頂いた佐藤温重会長をはじめとする評議員ならびに一般会員の方々、シンポジウム等の演メとして学会外から参加して下さった諸先生、また、経済的な支援を給わった企業各ミ、大会を円滑に進行させた本大会組織委員ならびに事務局関係メに対して、大会長として心からお礼を申し上げます。

 рヘ、第10回大会で本学会の基盤はひとまず固まったと考えて、第11回大会を新しい飛躍の契機と位置付け、例えば、LD50詞アや薬物代謝研究において動物を用いない新しい実験手段の開発研究テーマを模索しました。そこで、特別講演として、『薬物代謝研究における代替法研究の方向』を鎌滝哲也教授(北大薬学部)にお願いしました。また、2つのシンポジウム、『コンピュータによる動物実験オルターナティヴ』および『動物の痛さを測る』を企画しました。特別講演はreplacement、シンポジウムはreductionとrefinementに当てはめることが出来るでしょう。さらに、動物実験代替法研究の動機である オルターナティヴ(3Rs)について、学会外の意見を広く求めることを意図し、2つのパネルディスカッション、『アジア人の目に映る動物実験オルターナティヴ』、『学会の外から見た動物実験オルターナティヴ』を組み、一部の会員から危惧の念も寄せられましたが、あえて動物実験に批判的な団体等の参加も求めました。しかし、i会の武部俊一氏(朝日新聞論説員)の手際良さとパネラーの良識ある態度によって、まったく問題なく進行しました。ともあれ、これらの獅ンの評価については見解が分かれるところでしょうが、рヘ成功したと考えています。

 一般演題(口頭発表)は、c念ながら前回の40題には及びませんでしたが、『無血清培養液AKY-020を用いた胎児培養法(横山 篤、他)』など30題が提出され、ポスター展ヲ会場において熱心な討議が繰り広げられました。討議の司会を務めて下さった座長、および、ソ疑に参加して下さった演メと会員の皆様に改めてお礼を申し
上げます。なお、座長を置くことは本学会として初めての獅ンで、それが口頭発表の活性化に多少は役立ったのではないかと密かに自賛しています。

 これらの演題に対して、評議員、座長、第一発表メ、特別講演やシンポジウム等の演メ、i会者、その他の関係メによる投票の結果、下記2題にゴールデンプレゼンテーション賞が贈呈されました。

 懇親会は、第1日目の夕刻、もみじ山ガーデンレストラン二幸に約100名が参集し、菅原 努名誉会員の乾杯で始まり、和やかな雰囲気の中で盛大に開催されました。改めて、関係の皆様に感謝致します。

 なお、1998年の第12回大会は、東北大学加齢医学研究所の帯刀益夫教授によって、秋に仙台で開催される予定です。再会を楽しみにしています。

 

 

選挙管理委員会からのお知らせ

 2年に一度の評議員並びに会長・副会長選挙の時期が近づいてまいりました。なお、選挙管理委員会の設置は本年1撃R0日の臨時評議員会において承認され、金子豊蔵、黒田行昭及び板垣宏の3名が選挙管理委員に委嘱されました。

 昨年の第11回大会の総会において、学会会則並びに細則の変更が承認されております。そのため、今回の選挙は新会則第9条及び新細則第6条・第7条に従い、8健・{から9件繽{にかけて下記の要項で実施する予定です。

  1. 評議員選挙
      選挙管理委員会では、会員歴4年以上で大会で発表されたことのある方全てをリストアップして選挙公報(評議員候補者名簿)に記載致しました。選挙公報の中から候補者を選択し、10名連記の無記名投票をお願い致します。
  2. 会長及び副会長選挙
      選挙公報(会長・副会長候補者名簿)の中から会長候補者1名を選択し、無記名投票をお願い致します。なお、今回の投票では、得票数の多い順に会長、副会長が選ばれます。会長及び副会長を個別に投票する従来までの方法とは異なりますのでご注意願います。

近年、評議員選挙や会長・副会長選挙では投票率が低下しております。
積極的なご投票をお願い致します。

日本動物実験代替法学会
選挙管理委員会

 

 

会 長 報 告

 1998年最初のニュースレターが予定より遅れて発行されます。会員の皆様はお互いに研究・教育に多忙であり,発行が遅れることについて理解できることであろう。

1997年における学会の活動

 蛯ネ事項として,1つは学会規約の抜本的改訂がおこなはれた事です。学会事務の外部委託の実施とあいまって本学会の運営は大幅に改善され,漸く他の学会に互して動くことができるようになった。2つは規約改訂にともない学会賞,論文賞の制定が具体化したことである。これにより,研究メの育成,AATEXの活性化を計ることができる。3つは第11回大会で前島大会長のご尽力で動物実験に関心のある市民団体の代表の方を迎え動物実験について討論できたことである。代替法はサイエンスサイドのみで解決できない分野であり,多面的な活動を通して3Rsの問題を考えていく必要がある。

1998年の事業計画

 現在次の5項目が予定されている。

3rd World Congress on Alternatives and Animal Use in theLife Sciences, Advisory Committee委員依頼

 汪厓総ロ会議は1999年8撃Q9日〜9撃Q日 イタリア ポローニャで開催されることになっている。国際会議のCoordinatingCo-ChairsのMichael Balls≠ゥらの依頼により、本学会としては国際担当委員会の委員長並びに委員である板垣°yび小野氏に当該会議のAdvisoryCommitteeに出席して本学会とのリエゾンとして活動して頂くことにした。

臨時評議員会報告

 臨時評議員会が編集委員会からの要請により1撃R0日に国立医薬品食品衛生研究所で開催された。蝸vな協議枕と議魔ヘ以下のごとくである。

 

プロジェクト委員会報告

 前年9撃ノ報告して以後のプロジェクト委員会は1)動物実験代替法の現状とOECDガイドラインに関するワークショップの開催、及び2)平成10年度の研究助成テーマ募集及び選考を中心とする今年度の活動方針に関する会議を開催した。それぞれの経過について報告する。

  1. 動物実験代替法の現状と方法論についてのワークショップの報告
     「動物実験代替法の現状と方法論についてのワークショップ」は1撃R0日(金曜日)10栫`5栫A国立医薬品食品衛生研究所 講堂で開催された。会議には演メ以外に会員が30名、非会員が79名、招待者が11名と、多くの方の参加を得た。会議では1)イントロダクションと代替法の現状(大野泰雄)、2)皮膚h激性詞ア(松永佳世子、小島肇夫)、3)光毒性詞ア(田中憲穂、杉R真理q)、4)感作性詞ア(闢∠謗q、畑尾正人)、5)経皮吸緖験(夏目秀求A鈴木正巳)、及び6)単回投与毒性詞ア(固定用量詞ア)(小野 宏、R中すみえ)の演題について、それぞれEU及びOECDで導入が検討されている方法を中心に、そのプロトコールの詳細が解説され、問題点が整理、w摘された。先生方にはプロシーディングを書いていただき、なるべく早く、Q加者に送付すべく、努力している。なお、会場の都合で何人かのかたには参加を謝絶し、要|集を送付した。この場を借りて、演メの先生方及び様々な面で協力して下さった先生方に感謝いたします。
  2. 平成10年度活動方針
     4撃P日から4撃Q0日にかけて、E-mailを用いたメール会議を開催し、今年度の活動方針及び研究助成テーマ選考についての今年度方針について検討した。その結果、今年度は1撃R0日に開催した上記ワークショップのプロシーディング作成作業、タ験動物学会のシンポジウムのお世話及び研究助成テーマに関する事項を行うこととされた。また、研究助成に関する作業は、以下のスケジュールで行うとされた。

    4健・{: 助成テーマの募集(会員、^助会員、特別賛助会員)
    6健・{: プロジェクト委員会開催
    (申請されたテーマについて審議する)
    結果を会長へ報告
    ??: 評議員会で審議し、交付テーマを決定(評議員会が開催されない場合は、会長に連絡し、了解を受けた上で実施し、評議員会では事後してもらう)
    7−8戟F 研究補助金交付

     また、研究助成テーマ選考当たっては、昨年度とほぼ同じ方針で行うが、前年度学会への貢献度について学会発表等についてかなり定量的に評価したことから、年齢の高い方が有利になったところがあった点について反省し、今年度はなるべく偏らないようにするために、「申請者の年齢も考慮し、選考する」こととされた。なお、研究助成テーマ選考当たっては今年度方針は以下に示しました。申請期限は5撃R1日です。会員の皆様の申請をお待ちしております。

  3. 日本タ験動物学会での代替法関連シンポジウムについて
     平成10年5撃Q7日から30日にかけて松本で開催される第45回日本タ験動物学会(高垣善男総会会長)において、代替法と動物実験に関わるシンポジウムが開催され、学会最終日であったにもかかわらず多くの参加を得、in vitroとin vivo詞アの関係について活発な論議が行われた。

    第45回日本タ験動物学会総会安全性詞ア関連シンポジウム
    仮題「安全性詞アにおけるin vitroとin vivo の接点−局所h激性詞アを中心として−」
                        座長 小野 宏、大野泰雄
    日時:平成10年5撃R0日(土)午後1栫`4・br> 場所:長野県松本文化会館(〒390 長野県松本s水汲 69-2)
    講演内容:

    1.イントロダクション   小野 宏(秦野研)
    2.光毒性詞ア
     1)in vitroの立場から  田中憲穂(秦野研)
     2)in vivoの立場から  礒部竹雄(日本ロシュ)
    3.皮膚h激性詞ア
     1)in vitroの立場から  小島肇夫(日本メナ−ド)
     2)in vivoの立場から  栗下昭弘(P&G)
    4.眼粘膜h激性詞ア
     1)in vitroの立場から 大野泰雄(国立衛研)
     2)in vivoの立場から  金子豊蔵(国立衛研)
    5.まとめ及び討論

    Q加費及び宿泊について:末ア局に問い合わせされたい
    末ア局:〒390 長野県松本s旭 3-1-1
        信州大学医学部附属動物実験施設内
        第45回日本タ験動物学会総会事務局
        TEL.0263-37-2696 FAX.0263-37-2698

  4. 日本動物実験代替法学会研究助成テーマの募集について
     以下の募集要項を全会員に送付し、応募を求めた。

    日本動物実験代替法学会研究助成テーマの募集

     日本動物実験代替法学会では、学会の趣旨「動物実験の代替法に関わる研究、開発、教育、調査等を推進し、その成果の普及を行うことを目的とする」に沿った研究を推進するための研究助成を行っております。つきましては、以下の要領で、平成10年度の研究助成テーマの募集をいたします。多数の学会員の皆様の応募を期待しております。なお、本ニュースレターのプロジェクト委員会報告で示しましたように、研究助成テーマの選考に関する今年度の方針を添付しました。
    1)研究内容:
     代替法学会の趣旨に沿うものであること。
    2)申請者資格:
    研究助成を申請する資格は2年以上の本学会の会員歴を有するもの。
    3)助成研究メの義務:
    研究成果を学会に発表、及び論文としてAATEXに発表する。
    4)助成金額:
     原則として、一件100万円程度で2件とするが、それ以下の金額でも良い。
    5)研究助成テーマ選考基準
      ・研究目的が学会の趣旨への適合していること。
       動物実験の代替法への置き換えにつながるか
       動物使用数の削減につながるか
       動物実験における動物の苦痛の削減等、動物実験の質的向上につながるか。
      ・研究方法が学会の趣旨への適合していること。
       動物を用いる場合は動物使用数が適切か
       動物に不必要な苦痛を与えないか
      ・研究内容が科学の発展に寄与するものであり、学問的なおもしろさがあること。
      ・目的とする成果を得られる可能性が高いこと。
       原則として単年度の支援であり、その期間内に当初の成果が得られるか
      ・申請者の学会への貢献度
      この際、申請者の年齢をも考慮し、研究助成者が偏らないように配慮する。
      ・原則として、同一個人に二年連続して助成しない。
    6)申込み書の様ョ:
     A4版に12ポの活噤A1ページあたり30行程度で、以下の項目を含めたものを独自に作成して下さい。なお、?と?はそれぞれ1枚以下にまとめる。
     ・申込み者氏名(署名及び捺印)、・生年兼冝A・年齢、・所属、・連絡先:住所、電話、fax番号、E-mail番号、・学位、・現在の専門、・研究課題、・研究経費の総額及びその内訳、・研究目的、・研究計画、・研究業績(最近5年間の主要なもの)。
    7)申請先:
    〒158東京都世田谷区上用賀1−18−1
    国立医薬品食品衛生研究所 安全性生物詞ア研究センター 薬理部
    大野泰雄(日本動物実験代替法学会、研究助成係)
    tel: 03-3700-9692, fax: 03-3707-6950, E-mail: ohno@nihs.go.jp
    8)締め切り:
    5撃R1日必着
    9)審査及び交付のスケジュール
     6件縁{:プロジェクト委員に申請書を送付し、桝O審査
     6健・{:プロジェクト委員会を開催し、申請されたテーマについて審議
     7−8戟F学会の必要な手続きをとった後研究補助金を交付
    10)問い合わせ先:
     申請先と同じ。但し、留守のことが多いので、なるべくfax或いはE-mailでお願いします。
  5. 日本動物実験代替法学会研究助成テーマへの応募と審査の結果
     6件の申請があった。プロジェクト委員会では上記募集要項に示した選考基準に従い、慎重に審査し、以下の2件を選考し、佐藤学会長の了解を得、申請者に連絡した。
    桑形麻 秦野研究所 全笂培養法による環境ホルモンの胎児毒性評価 83.8万円
    森本やすのり 城西大学薬学部 摘出皮膚代替in vitro皮膚吸緖験法に用いるヒト 皮膚類似人工膜の調製とその評価に関する研究 99.5万円
     また、黒沢先生より申請されたテーマについては、単年度の研究助成になじまないとされたが、代替法学会として継続的に取り組むべき問題であることから、学会長、会計等と検討し、可能ならば別枠x援したらどうかとされた。佐藤会長、板垣副会長と相談の結果、瘧ア予Zを増やしても、研究助成の枠で行うことが適切であるとの意見をいただき、小島会計幹事の了解を得られたことから、また、申請金額を減額することについての黒沢先生の了解も得られたことから、50万円x援することとされた。
    黒沢 努 大阪大学医学部 付属動物実験施設コンピューターネットワークを用いた動物実験代替への挑戦  50万円
     なお、募集要項では報告書の提出についての説明が欠けていたことから、報告書は来年6健・A論文のAATXへの投稿は報告書提出から1年以内ということを助成決定通知とともに連絡し、その了解書を得てから、研究費を支給することことした。
    以上(文責、大野)

 

国際交流委員会から:動物代替世界大会について

1. 第 3回動物代替世界大会

 3 rd World Congress on Alternatives and Animal Use in theLife Sciences の準備が始まりました。Prof. MichaelBalls (ECVAM, Ispra, Italy) が会長で、1999年8 ・9日(日)−9・ 2日(木)の会期で、イタリアの Bolognaで開かれます。学会の企画が、現地組織委員会(Local Organising Committee) とイタリア国内委員会(ItalianCommittee)との協力で進められていますが、これに対する日本の対応は、国際交流委員会が中心となって行います。大会組織委員会を国際的に支援する諮問委員会 (Advisory Committee)も組織されました。日本から小野宏、板垣宏両委員が参加することとなりました。

 会議の基本的な考えかたと、スケジュールの案が示されています。8喧魔フ日曜日に始まって、木曜日の昼過ぎ解散ということです。その間毎日8梍シから 16 梍シまで、多数の問題を扱うため、隙間なしでやる見込みとなっています。Satellitemeeting に時日がとれるようにとの配慮だそうで、Bologna 見物のためにはもっと早く来るようにと言っております。

2. 第 2回動物代替世界大会

 1996年オランダのUtrechtで開かれた第2回世界大会の、メイン会場(BeatrixCongresszaal)での講演のヴィデオが出来ています。大会当局との契約で現地の業者が作製したものですが、闖№ノ見込み違いがあり、完成が遅れたそうです。講演を完全にはカバーしていませんし、ところどころとぎれたりもしていますが、購入したものが小野宏委員のところにありますので、閲覧ご希望の方はお申し出で下さい。申込みは、Fax 0463-83-3537の小野 宏宛、下記を参照して、希望の巻数と送り先をご連絡ください。着払い託送便でお送りします。返送は前払い託送便でお願いします。

テープの構成は次のようになっています。

Band A : 3 本 A-1 Opening Address (Terpstra)/Plenary Lectures - Balls:
The 3Rs concept/
Osterhaus: Progress in Biotechnology /Garner: Pluralistpolitics
A-2 Lecture by Garner (後半)
A-3 Special Lecture by W.M.S. Russel: A Festival of Animals /
Platform (Oral) Session on Tuesday Morning (Cellular
Toxicity (9))
Gassmann, Fandry, Bichet: Oxygen-dependent Gene Expression
Band B : 1 本 B Platform Session on Monday Morning (Toxicology: Local effects (2))
Botham:In vitro testing of local effects/De Silva: Use ofalternative methods/
Barrat: QSARS for the eye irritation/ Bagley: Clinical dataand mechanistic data/
Curren: Two-test in vitro battery/ Rasmussen : Human tissueequivalent model/
Noteborn: In vitro toxicol. methods in the safetyevaluation of transgenic food crops.
Band C : 2 本 C-1 Platform Session on Monday Afternoon (Elaboration on validation(5))
Goldberg: Validation revisited/ Fentem: ECVAM approach tovalidation/
Koeter: World-wide acceptance/ O'Conner: Barriers to regulatoryacceptance/ Southee: Prevalidation/ Earl: COLIPA validationstudy/
Curren: Regulatory acceptance and GLP (半)
C-2 Curren: Regulatory acceptance and GLP (続) (including the question by Dr. Yasuo Ohno)
Band D : 1 本 D Platform Session on Tuesday Morning (Cellular Toxicity (9))
Chairs : Dr.Shinobu Kato and Odyll de Silva/ Flint:
Toxicity at thecellular level/
Kohn: Mechanism-based cancer risk assessment/ Beken:
Collagen gel sandwitch culture of rat hepatocytes/
Gennari: Apoptosis in organotin thymus atrophy/
Monnet-Tschudi: Aggregating cell culture of fetal rattelencephalon/
Spielmann: In vitro embryotoxicity assay

食品薬品安全センター秦野研究所 小野 宏

 

 

編集委員会報告

 第2泄メ集委員会第1回委員会を1997年11・5日、東京で開催した。AATEXvol. 5,no. 1-2合併号向けには第1回バリデーションスタディの論文8報がacceptされている。現在、印刷に向けて編集中である。Vol. 5, no. 3は、原著論文1報、minireview 1報、その他には1997年の大会の英文abstractを収載の見込みである(編集用データチェック徹底のため大幅に遅れておりますが、Vol. 5, no. 1-2、no.3とも98年8健・ノは発行できます)。その後の出版見込みが立つ論文の投稿が全く無いため、廃刊目前の危機的状況に陥った。この問題を臨時評議員会(98年1・0日)にかけた結果、存続することになったが、AATEX編集委員数の拡大、役割分担、常任審査委員・ベストペーパー賞50万円の設置を行い、本学会からの研究助成金受賞者には必ず、reviewなりarticleなりを書いてもらうこととなった。

 また、Internationalな学会の報告、negative dataのみのoriginalpaperも積極的に受け付け、1998.1.30の代替法ワークショップのproceedingsは日本語で行われたが、それもAATEXの和文supplementとして出す、ただし、contentsの英文abstractだけはAATEX本盾ノ載せることになった。また、1998.5.30の実験動物学会のシンポジウムは代替法学会後援となっているので、そのproceedingsを英文で書いてもらいAATEXに載せる。

 AATEX編集委員会の開催について、今後はmailinglist上で随條J催することになった。なお、オフライン会議は大会前後に開催する。 Newsletterについては、今後、広告掲載を了承した。原稿は編集局へ送付のこと(価格等は編集末ア局に問い合わせられたし)。Newsletterの発行回数は年3回程度とする、1回は学会の大会予告号、他の2回は随梍ュ行とすること等が決まった。

 学会のホームページ http://hayato.med.osaka-u.ac.jp/index/societies-j/alt.htmlについて、現在は大阪大学医学部のサーバー上で公開している。

 代替法学会のミッションステートメントを、日本語と英語の両方で、学会長に書いて貰い、ホームページに載せることになった。

(大野 忠夫)

 

 

JSAAE Newsletterに掲載する企業広告を募集します!

 日本動物実験代替法学会編集委員会では、今後、このJSAAENewsletterに企業広告を掲載することに致しました。A4で1ページを基本単位とし、半ページでも可です。読者には代替法を実践している会員が多数いるため、代替法に使用する機器・器具・事凾フ宣伝には効果的と思います。ご希望の企業の方は編集末ア局(TEL: 0298-36-9124, FAX: 0298-36-9049, E-mail: aatex@rtc.riken.go.jp)までご連絡下さい。なお、価格は相談に応じます。また、企業広告掲載の場合は紙の色を原則として白上質紙に変更します。

発   行: 日本動物実験代替法学会
     会長:佐藤 温重
編集末ア局: 大野 忠夫・堀切 寛子
〒305 茨城県つくば市高野台3-1-1
     理化学研究所ジーンバンクコ長室内
          Tel : 0298-36-9124 Fax : 0298-36-9049
          E-mail : aatex@rtc.riken.go.jp

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