日本医療教授システム学会 JSISH (Japan Society for Instructional Systems in Healthcare)
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プログラム
第1回日本医療教授システム学会総会に併設して、ISLS/PSLSコースが開催されます。
受講を希望される方は以下のページからお申込みいただけます。
http://www.redmo.jp/hp/tsurugi/isls/jsish/index.html
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1日目 2日目 会場図
記念講演「The Future of Simulation in Healthcare」(同時通訳)
 Society for Simulation in Healthcare (SSH、米国)のpresidentであるDaniel Raemer先生に、simulation-based education in healthcareの現状と国際連携について紹介していただきます。

Daniel Raemer, MD. Associate Professor of Anaesthesia, Harvard Medical School Bioengineer, Department of Anaesthesia and Critical Care, Massachusetts General Hospital, Boston, Massachusetts, USA
司会:澤 智博(帝京大学医学部麻酔科学)
(以下、司会には一部変更が生じる可能性があります)
1. シンポジウム1「医学教育と医療者養成」
 従来の医学教育が養成する医学部卒業生と、医療の現場が必要とする医師の間には大きなギャップが存在します。このシンポジウムではこのギャップを埋める方策、さらに医学部教育、前期・後期臨床研修・専門医養成の連携について今後すすむべき方向についてディスカッションいたします。(一部指定)

司会:木村昭夫(国立国際医療センター緊急部)、石松伸一(聖路加国際病院救急部・教育研修部)
2. シンポジウム2「医療者の質保証・医療安全とシミュレーション」
 従来、医療安全については医療安全委員会、マニュアル・ガイドラインやパス策定など、管理的視点でから取り組まれてきましたが、実際に医療タスクを遂行する医療者の能力向上については十分な対策が取られてきませんでした。このシンポジウムでは、医療者の質保証、具体的にはシミュレーション医療訓練による医療者養成や質評価・認定という視点から医療安全を検討いたします。(一部指定)

司会:中島和江(大阪大学医学部中央クオリティマネジメント部)、鶴和幹浩(国立病院機構大阪医療センター救命救急センター総合救急部)
3. シンポジウム3「International Simulation Network:シミュレーション医療訓練の国際連携」
 シミュレーション医療訓練はすでに医学教育・医療者養成の大きなトレンドとなっており、その方法論やエビデンスに関する情報交換そして人的交流のスピート・広がりはWeb2.0的な展開になっています。わが国のシミュレーション医療訓練が常に国際的トップグループをキープするために、そしてわが国がシミュレーションの領域で国際的に貢献するためはどのような国際連携を取るべきなのでしょうか。このシンポジウムではこの問いに対して、一定の見解を提示したいと考えます。(一部指定)

司会:奥寺 敬(富山大学医学部危機管理医学救急・災害医学)、池上敬一(獨協医科大学越谷病院救命救急センター)
4. シンポジウム4「看護教育とシミュレーション」
 わが国の看護師養成においても学生教育と現場のギャップは著しく、このことがリアリティショック、仕事への不安、ヒヤリハット事象の要因、さらに高い離職率の原因にもなっています。看護教育へのシミュレーション医療訓練の導入は急務ですが、カリキュラムとの整合性、トレーニングの方法、インストラクター養成など課題が山積しています。このシンポジウムでは看護教育におけるシミュレーションの位置づけについてコンセンサス形成を模索したいと思います。(一部指定)

司会:浅香えみ子(獨協医科大学越谷病院看護部)、岩本由美(呉大学看護学部)
5. パネルディスカッション1「医学教育とシミュレーション」
 医学教育における「シミュレーション」(モデル、スキルトレーナー、状況再現型シミュレーション、VR)の導入と活用の現状、カリキュラムへの導入の問題点など、医学教育におけるシミュレーションの今後の方向性についてディスカッションします。

司会:高橋優三(岐阜大学大学院医学系研究科)、志村俊郎(日本医科大学教育推進室)
6. パネルディスカッション2「医療者養成の評価と共同研究システム」
 医療者の教育・訓練を科学的・システマティックに推進するには、質の高い多施設共同研究が不可欠になります。ここでは医療者養成をエビデンスベースで推進するためのネットワーク作り、プロトコール作成・データ収集・分析の集約化、さらにわが国から世界に向けて情報を発信するシステム構築に向けたディスカッションを行います。

司会:香取秀行(虎の門病院腎センター・医学教育部)、徳田安春(聖ルカ・ライフサイエンス研究所臨床疫学センター)
7. ワークショップ1「シミュレーションセンターの開設と運営」
 国内の医療系教育施設と医療機関には多くのシミュレーション施設が開設されていますが、施設がうまく機能するには管理者の支援、予算、人員、管理運営体制といったハードルをクリアする必要があります。このWSでは全国のシミュレーション施設から事例を発表していただき、シミュレーションセンターを運営するヒントを共有したいと思います。

司会:中西成元(国家公務員共済組合連合会シミュレーション・ラボセンター、虎の門病院医療安全アドバイザー)、紙谷あゆ美(横浜市立大学附属病院シミュレーションセンター)
8. ワークショップ2「医療機器使用時のクライシスチームトレーニング」
 レスピレータや血液浄化法など、医療用機器使用には「誤作動」というリスクが常に伴います。誤作動が起こったときクライシスマネージメントで有害事象を回避するためには、シミュレーションによるチームトレーニングが不可欠です。このワークショップではME機器誤作動、患者急変時のトレーニングの方法について討議します。

司会:川畑雅照(虎の門病院)、大森正樹 (国家公務員共済組合連合会シミュレーション・ラボセンター)
9. ワークショップ3「新人・再就職看護師のタスク訓練」
 新人、再就職看護師は、自分自身が医療事故を起こすのではないか、患者急変に遭遇したときうまく対応できるかといった不安を抱えています。看護師の雇用を安定化するにはこのような不安をはじめ看護業務のタスク訓練が有用と思われます。すでにこのような訓練を行っている施設も含めて、新人看護師が定着するため、また再就職看護師が安心して曲馬復帰できる訓練体制について考えます。

司会:剣持 功(東海大学高度救命救急センター)、織井優貴子(首都大学東京健康福祉学部看護学科)
10. ワークショップ4「わたしたちのシミュレーションラボ・センター」
 シミュレーションラボあるいはセンターのスペース・資器材・運営にはさまざまな形態があると思います。ここでは皆さまのシミュレーション施設の工夫や特色を発表していただき、「良い所」を参加者でシェアしたいと考えています。

司会:武田 聡(東京慈恵会医科大学救急医学)、大森正樹 (国家公務員共済組合連合会シミュレーション・ラボセンター)
11. ポスターセッション
 シミュレーション医学教育・医療訓練に関して幅広くポスター発表を募集いたします。総会初日の夕方にポスターラウンドを行います。
P01〜P08 司会:木村昭夫(国立国際センター)
P09〜P16 司会:奥寺 敬(富山大学)
P17〜P22 司会:大森正樹(KKR シミュレーション・ラボセンター)
12. 患者参画医療1「そら豆塾」
企画:石松伸一(聖路加国際病院救急部・教育研修部)
司会:加曽利良子(聖路加国際病院 腎センター ナースマネージャー)
13. 患者参画医療2「患者と医療者のコミュニケーション」
 企画、司会:田中祐次(東京大学医科学研究所探索医療ヒューマンネットワークシステム部門患者学)
14. セミナー
(1) 「院内教育担当者のための教材設計とインストラクション」
演者:熊本大学大学院教授システム学専攻 鈴木克明
 病院は「ラーニングプレイス」とみなされるようになってきています。「学び」が有効であるためには、よくできた教材と学びの支援(インストラクション、ファシリテーション)が不可欠になります。このセミナーでは、院内教育担当者に教材設計と学習の支援について、ポイントを絞った資料を用いながら解説いたします。
司会:池上敬一(獨協医科大学越谷病院救命救急センター)

(2) 「Nursing Simulation at University of Hawaii:ハワイ大学における看護シミュレーション」
演者:Lorry Wong RN, Benjamin Berg MD(ハワイ大学)
 米国では看護教育のおよそ25%がシミュレーションにより行われています。ハワイ大学看護学部では同医学部シミュレーションセンター(SimTiki)と共同し、看護教育にシミュレーションを積極的に取り入れています。このセミナーではハワイ大学における看護シミュレーションの実践を紹介いたします。
司会:岩本由美(呉大学看護学部)

(3) 「ICLS、ISLSインストラクタースキルアップ・セミナー」
*事前の参加申し込み(定員80名)が必要です*
申し込み先:skillup2009@gmail.com
記入事項:氏名、所属・部署・職種、経験年数、受講目的

 「インストラクション」の奥は深いものです。「インストラクター」として成長するには、自己のインストラクションの振り返りと成長のためのヒント(「壁」を乗り越えるための梯子かけ)が必要です。このセミナーでは、代表的な国産シミュレーションコースであるICLS(Immediate Cardiac Life Support:日本救急医学会)とISLS(Immediate Stroke Life Support:日本救急医学会、日本神経救急医学会)のインストラクターを対象に、スキルアップ・ステップアップのヒントを提供いたします。

進行:
奥寺 敬(富山大学医学部危機管理医学救急・災害医学)、
松本尚浩(済生会水戸総合病院)、
中村丈洋(香川大学)

(4) 「インストラクターコンピテンシー・セミナー」
*事前の参加申し込み(定員80名)が必要です*
申し込み先:corecomp2009@gmail.com
記入事項:氏名、所属・部署・職種、経験年数、受講目的

 International Board of Standards for Training, Performance, and Instruction (ibstpi)が発表したInstructor Competencies - Standards for Face-to-Face, Online, and Blended Settingsとそれに基づいて作成されたアメリカ心臓協会「コア・インストラクター・コース」の真髄を体験していただきます。医療者の質を保証する教育・訓練では必須の知識・スキルになりますので、この聴かにぜひ受講をお勧めいたします。

進行:
松本尚浩(水戸済生会総合病院麻酔科)
加塩信行(慈愛会今村病院分院救急総合内科)

(5) 「Work-based Learning」
演者:平出 敦(京都大学医学研究科医学教育推進センター)
司会:池上敬一(獨協医科大学越谷病院救命救急センター)

(6) 「救急外来医学トレーニングプログラム」
演者:軍神正隆(東京大学医学部附属康院救急部・集中治療部)
司会:木村昭夫(国立国際医療センター緊急部)

15. ランチョンセミナー
(1) 「脳卒中初期診療(ISLS)にみる新しい教材のあり方・学び方」
協賛:ファイザー株式会社
演者:奥寺 敬(富山大学医学部危機管理医学救急・災害医学)
司会:安心院康彦(川崎市立川崎病院救命救急センター)

16. ハンズオンセッション
*事前の参加申し込みが必要です*
申し込みの際には「コース番号」(1)から(12)のいずれかを明記してください。
申し込み先:simcourse@gmail.com
記入事項:氏名、所属・部署・職種、経験年数、受講目的

(1) 「患者急変対応コース for Nurses」プロバイダーコース
2月20日(AM)・定員6名(定員に達したため締め切りました)

(2) 「患者急変対応コース for Nurses」プロバイダーコース
2月20日(PM)・定員6名(定員に達したため締め切りました)

(3) 「患者急変対応コース for Nurses」プロバイダーコース
2月21日(AM)・定員6名(定員に達したため締め切りました)

(4) 「患者急変対応コース for Nurses」プロバイダーコース
2月21日(PM)・定員6名(定員に達したため締め切りました)

(5) 「ACLS with SimMan」インストラクターコース
2月20日(PM)・定員4名

(6) 「ACLS with SimMan」インストラクターコース
2月21日(PM)・定員4名(定員に達したため締め切りました)

(7) 「歯科診療室・患者急変対応コース」インストラクターコース
2月21日(AM)・定員12名

(8) 「救急外来医学コース」インストラクターコース
2月20日(AM)・定員8名

(9) 救急救命士対象「気管挿管再教育」
2月20日(AM)・定員8名

(10) 救急救命士対象「気管挿管再教育」
2月21日(AM)・定員8名

(11) 救急救命士対象「分娩シミュレーション」
2月20日(PM)・定員12名

(12) 救急救命士対象「分娩シミュレーション」
2月21日(PM)・定員12名

17. 展示コーナー
・ご不明の点は、事務局( jsish@asas.or.jp )までお問い合わせ下さい。
事務局:学会支援機構 東京都新宿区改代町26-1 Tel 03-5206-6007 Fax 03-5206-6008 mail
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