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学会レポート

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学会レポートシリーズ 2014年国際神経精神薬理学会
(CINP: The International College of Neuropsychopharmacology)その5
富山大学大学院医学薬学研究部(薬学)薬物治療学研究室
宇野恭介

 2014年6月22日から26日までカナダのバンクーバーで開催されました第29回 国際神経精神薬理学会CINP World Congress of Neuropsychopharmacologyに参加いたしました。また、今回JSNP Excellent Presentation Awardを受賞させていただきましたことを、この場を借りて御礼申し上げます。

 私にとっては人生2回目のCINPへの参加で、学生時代の2008年ミュンヘン大会以来の参加でした。バンクーバーで開催されたCINP2014は今大会長であるAnthony G. Phillipsブリテッシュコロンビア大学教授の地元であり、学会場であるバンクーバーコンベンションセンターは2010年に開催された冬季五輪にてメディアセンターとして利用された建物で、オリンピックで利用された表彰台やメダルのレプリカなどからその名残を感じ取ることができました。6月下旬のバンクーバーは日本のじめじめとした空気とは違い涼しく澄んだ過ごし易い気候で、会場周辺のベイエリアから眺める対岸の山々の緑と海の青と空の青が写真のようでなんとも清々しいものでありました。

 臨床研究と基礎研究の発表があるCINPは、日常基礎研究ばかり追い求めている私のとってはとても斬新なものであり大変勉強になりました。今回私は双極性障害についての発表をさせていただきましたが、主に現在研究を行っている統合失調症のセッションを聴講させていただきました。中でもJapanese session ではハーバード大学のMeltzer先生をはじめアインシュタイン医科大学の廣井先生、大阪大学の橋本先生、大塚製薬の菊地先生が講演され、立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。

 今回はオープニングセレモニー後に開催されたJapan Nightでは上述の諸先生方を始め120名ほどの参加者がありました。私は受付を担当させていただき、受賞者の写真に写りこむことは適わなかったのですが、論文上でしか尊名を存じ上げない先生方と少しでも会話することができたのは大きな収穫であったと思います。中でもAnthony G. Phillips先生とは写真までとらせていただきました。このような機会を設けていただいた山脇先生にこの場を借りて深く御礼申し上げます。

 自身のポスター発表では共同研究者に名を連ねる先生の甲斐あってか多数の先生方とディスカッションさせていただき有益な情報を多数いただきましたが、自分の英語力の未熟さを痛感させられ、これもまた大きな課題であると認識させられました。

 学会全体を通してですが6年前に比して規模の縮小さを痛感いたしました。ポスター発表の数もですが、口演会場も小さかった気がいたします。次回はソウルにて開催されますが、盛大な会となるよう自身も若輩ながら協力させていただければと思います。

 末筆となりましたが、JSNP Excellent Presentation Awardを受賞させていただきましたことを誠に光栄に思います。常日頃よりご指導ご鞭撻を賜りました皆様、及び学会関係者の皆様に深く御礼申し上げます。この受賞を糧に日々精進して参りたいと思いますので今後ともよろしくお願い致します。

Japan NightにてAnthony G. Phillips先生(中央)、鍋島俊隆先生(右)と