日本神経精神薬理学会
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学会レポート

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学会レポートシリーズ 2016年国際神経精神薬理学会
(CINP: The International College of Neuropsychopharmacology)

広島大学 歯学部 細胞分子薬理学 山脇 洋輔

2014年7月3日から5日にかけて、韓国ソウルにて開催されました第30回国際神経精神薬理学会(29th CINP World Congress of Neuropsychopharmacology; CINP2016)に参加いたしました。また、今回JSNP Excellent Presentation Awardを受賞させていただきましたことを、この場を借りて御礼申し上げます。本学会には2010年に初めて参加して以来、可能な限り参加しております。今回は、隣国である韓国での開催ということで広島空港からの直通便で簡便かつ短時間に渡航可能できたので移動の疲れも、時差もなくありがたい環境でした。到着後、仁川空港の大きさに恐れおののきながらなんとかバスに乗り、会場まで向かいました。欧米と違い周囲のほとんどがアジア人であることは何となく安心感を与えてくれたのもつかの間、標識に英語がなくハングルであるため現在地がわからないという事態を何とか乗り越え、ようやく会場につきました。

本学会の特徴は何といっても臨床領域と基礎領域が交差する国際学会であることと思います。薬剤師国家資格を持ってはいるものの臨床現場をほとんど知らない私のような基礎研究出身者からすれば、臨床研究を間近で見聞きでき、ヒトを対象とした研究の大変さ、重要性を垣間見る最高の場所となります。私は、炎症が引き起こす中枢機能障害をグリア細胞を標的として研究を行っておりますが、関連する発表が多くあり(毎度のことながら苦手の英語で)質問などを交えて知識を深めることができました。また、かつてお世話になっていた研究室のボスや同僚たちとも顔を合わせ、近況などを報告しあえたことも専門分野が似通っているからこそだと思い、また参加しよう、そのためにもがんばろうという気持ちを一層高めてくれました。

加えて、全くの偶然で、徳島大学での学生時代、同じアパートに住んでいた同級生である吉田和生先生とJapan Nightにて10年ぶりの再会を果たすことができ、二人で再開を祝いました。「いつかまた」とアパート『ロックバレー』で別れた吉田君とCINPで再開するとは夢にも思わず、また彼が本学会で多くの賞を受賞していたことを知り、喜びとともに自らも奮起せねばならぬと再度認識をした次第です。

最後になりましたが、JSNP Excellent Presentation Awardを受賞させていただきましたことを誠に光栄に思います。現在の私は、決して私個人のみの力ではなく、多くの師と友人そして、両親の協力のもとにあることに感謝し、これからも日々精進して参りたいと思いますので今後ともよろしくお願い致します。

写真 - 左:吉田君との再会(筆者は右)
写真 - 右:学会会場を奉恩寺から望む(中央が会場)

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