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腎臓

年年代別生着率の成績 (図6,7)
●腎臓移植は移植手術の向上、免疫抑制剤の開発により年代ごとにその生着率成績は改善されています。今回の成績では1982年以前、1983年~1989年、1990年~1999年、2000年以降の4期に分けて生体腎移植と献腎移植での成績の変化について報告します。
●生体腎移植の年代別生着率:1982年以前の成績に比較して、それ以後の成績は年代ごとに改善がみられ、特に3年目、5年目の成績が飛躍的に改善されており、2000年以降は5年目で90%を超えています。
●献腎移植の年代別生着率:献腎移植においても1982年以前の成績に比較して、それ以後の成績が飛躍的に改善されている。2000年以降では、1年生着率が90%を超えており3年84.7%、5年78.6%となり、著しい成績の向上がみられています。(図6)
●生体腎移植、献腎移植ともに成績が向上した理由として、1983年以降は優れた免疫抑制剤であるカルシニュリン・インヒビターが臨床的に使用可能となったことが最大の因子だと判断されます。さらに最近は、MMFやバシリキシマブといった新しい免疫抑制剤が導入されたことによりさらに成績が向上していっているものと思われます。(図7)
●生体腎移植と献腎移植の成績比較において生体腎移植の成績が優れているが、本邦の献腎移植は心停止下での腎提供が多く、さらにレシピエント選択基準において待機年数の長いレシピエントが選択されることが多いのもその理由の一つです。


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