移植者の声

野口明吉さん40代男性/献腎移植(2002年)

野口明吉さん

献腎移植を受けてから16年が経過し、大きな拒絶反応もなく元気に過ごしています。これは私に『いのちの贈り物』をしてくださった、ドナー・ドナーファミリーのおかげであり、日々心から感謝しています。

移植前は貧血がひどく、階段の上り下りも息を切らしてしまうほどでした。
しかし移植後は趣味のボウリングも毎週試合をし、健康体の方に混じり対等に対戦できるまでになり、楽しく体を動かし壮快な汗をかいています。
以前は透析のことを考えると、海外旅行はハードルが高く夢のようでした。
しかし、移植後は透析から解放されたことで、海外旅行にも数多く出かけることが出来るようになりました。

そして、海外で行われる世界移植者スポーツ大会へも参加、ボウリング競技では4回も金メダルを取ることが出来ました。
移植医療の素晴らしさとスタッフの皆さんに感謝し、これからもいただいた腎臓を大切にしながら共に元気に、一生懸命生きてゆきたいと思います。

平成26年3月 野口明吉