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スターズル先生(Thomas E. Starzl)が3月4日に90歳で亡くなられました。慎んで哀悼の意を表します。

1963年に人類でも初めてのヒトの肝移植を行い、まだ十分な免疫抑制剤もない中、肝移植をひたむきにやり続け、世界中に肝移植の技術を広げ、世界中の患者を肝移植で救いました。いつもチャレンジ精神を忘れず、1992年にはヒヒからヒトへの肝移植も行っています。2004年にNational
Medal of Scienceを、2012年にLasker賞、その他多数の賞を受賞されています。

日本への貢献も大きく、「ピッツバーグ詣で」と言われるほど多くの日本人医師が彼の元で移植を学びました。また、右腕となって活躍した先生には、岩月舜三郎先生や藤堂省先生がおられます。日本(人)との縁が深く、学会の講演などのために22回足を運んでおり、日本移植学会にも計4回招請されています。

3月11日13時よりPittsburgh大学内にあるHeinz Chapelで告別式の予定です(どなたでも参加可能)。彼の91歳の誕生日にあたる日です。

一般社団法人 日本移植学会
               理事 古川 博之