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2013、2014年度の会長をお引き受けするにあたり、一言ご挨拶申し上げます。本学会は、伝統ある必須アミノ酸研究会からの引き継ぎで2007年に発足し、それから約6年が経過しました。第1期と2期の4年間の初代会長として、新潟大学の門脇基二先生に舵取りしていただいたおかげで、これまで順調に学会活動を遂行してこれたと思っております。今回、第4期目の会長となるにあたり、学会の目的を再確認するとともに今後の活動予定をご紹介したいと思います。
本学会の活動目的は、学会の規約にありますように、アミノ酸に関する学術的研究を推進、奨励、啓発することであります。幸いにも、日本では発酵技術が進んでいることを反映して、アミノ酸を生産する大手の企業様が存在します。本学会は、この企業様と活動を共にすると同時に多くのご支援をいただいて参りました。この産官学の協調により、日本のアミノ酸科学は着実に進展していると確信しております。
2013年度の本学会の活動として、まず7月に、隔年に開催しています「夏のシンポジウム」を北海道大学大学院農学研究院の原 博先生に小樽で開催していただきます。次いで、9月にスペイン・グラナダで開催されます第20回国際栄養学会(20th ICN)において国際シンポジウムを実施することになっております。11月には、例年の学術大会(第7回学術大会)を熊本大学大学院生命科学研究部の遠藤文夫先生に開催していただく予定です。これらの情報に関しましては、学会のホームページをご覧ください。
2014年度の活動予定は、まだ明確になっているものは少ないですが、第68回日本栄養・食料学会大会(5月30日〜6月1日、札幌)におけるシンポジウム、隔年開催の産官学連携シンポジウム、定例の第8回学術大会(東京)などを企画しております。
上記のように、本学会の活動は目白押しです。本学会では、発表・シンポジウムにおけるにおける議論が熱いことが特徴の1つとしてあげられますので、会員の皆様にはこれらのシンポジウムや学術大会にご参加いただき、議論に加わっていただければ幸いです。
さらに、本学会では、2011年度より「日本アミノ酸学会 科学・技術賞」を設けて、若手会員の優れた研究成果を表彰しています。この表彰制度への多くの皆様の応募をお願いしたいと存じます。
本学会は、会員の皆様が上記の学会活動等にご参加いただくことにより活性化されます。宜しくご協力のほどお願い申し上げます。
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日本アミノ酸学会会長
下 村 吉 治 |
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【前会長のメッセージ(2011-2012年)】 |
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【前会長のメッセージ(2009-2010年)】 |
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【前会長のメッセージ(2007-2008年)】 |
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