・主なプログラム
・ピアサポート交流会のご案内
・がんサロン研修会のご案内
・「がん医療で使える心理療法のエッセンス」研修会のご案内
・「がん患者指導管理料2算定の実施に向けての戦略検討」ワークショップのご案内
・「ミート・ザ・エキスパート −ランチセッション−」のご案内(JPOS会員対象)
※現時点でのプログラム内容の一部です。
随時更新・UPしていきますのでご確認ください。
在宅医療におけるサイコオンコロジーとの連携を考える(10月4日(土))
(日本在宅医学会との合同シンポジウム)
地域連携が進み、がん患者の在宅療養期間が延びつつあるなか、精神心理的ケアも施設内だけから在宅医療と連携をした支援が求められている。
臨床において、在宅医療との切れ目のない支援を提供するためのあり方を一緒に考えてみたい。
市民・患者・医療従事者へわれわれは何を普及啓発していくべきか(10月4日(土))
(日本緩和医療学会との合同シンポジウム)
日本緩和医療学会では「がんと診断された時からの緩和ケア」をキーワードに普及啓発を行っており本学会も協力している。
がん患者のこころのケアを専門領域とする当学会では、どのようなメッセージを発信していけばよいのか意見交換のうえ、整理をしたい。
がん患者指導管理の充実と精神腫瘍学的サポート(10月4日(土))
(日本臨床腫瘍学会との合同シンポジウム)
がん患者の精神心理的なケア、抗悪性腫瘍剤の副作用等の管理の重要性が増してきている。
介入すべき患者のスクリーニング、そしてどのように連携をしていくのか、本シンポジウムでは、臨床腫瘍学会よりがん薬物療法専門医を招いて問題点を徹底討論する。
サイコオンコロジー リ・イノベーション(仮)(10月3日(金))
サイコオンコロジーのこれまでの歩みを振り返り現在の立ち位置を確認し、サイコオンコロジー学会がこれからのがん医療に際して貢献できることについて、新しい社会との関わり方について考える。
緩和ケアチームコンサルテーションで困った事例(10月3日(金))
緩和ケアチームがしばしば遭遇する「対応困難症例」や「失敗症例」において学んだ教訓を報告してもらい、明日から使える問題解決につながるヒントを参加者とともに討論したい。
遷延する精神症状を抱えたがん患者の看護や地域連携する上での問題点や工夫(10月4日(土))
適切な精神医学的医療が提供されたとしても、認知症などでは精神症状が残存し看護や地域連携を行う上で問題を生じる場合がある。そのような症例を検討し、看護上の工夫や医療スタッフの負担を軽減するポイントを模索したい。
終末期におけるこころの問題 −症例から考える−(10月4日(土))
終末期がん患者に生じてくるさまざまな精神的苦悩に対してわれわれ医療者は何ができるのか、事例紹介を通じて参加者とともに一緒に考えていきたい。
家族ケア・遺族ケア −家族や遺族への多職種によるアプローチの実践方法の検討−(10月4日(土))
がん患者の家族ケアや遺族ケ アは、医療の現場では広く行われているが、自身が経験した症例を専門家とともに振り返る機会は多くない。症例を通じてケアの 基本的な考え方や対応について、会場の参加者とともに考え理解を深めていきたい。
対応の難しい患者との関わり(10月4日(土))
がん患者はさまざまな理由で、医療者にとって対応困難となる場合がある。臨床場面でよくみられる場面として「医療者に怒りを表出する患者」「病状を否認する患者」「希死念慮のある患者」「絶対に退院しないという患者」について症例を提示しながら、対応について多職種でディスカッションしたい。
がん相談に求められる知識とスキル(10月3日(金))
がん相談員に求められる3つの『力』(10月3日(金))
チーム医療の盲点に挑む!!(10月3日(金))
がん患者指導管理料算定の実施に向けての戦略検討(10月4日(土))
せん妄や認知症を抱えるがん終末期患者の退院支援・地域連携(10月4日(土))
ASCOにおける患者参加プログラム報告(仮)(10月3日(金))
わが国におけるピアサポート活動の現況と方向性(仮)(10月3日(金))
せん妄に対するチームアプローチ(10月3日(金))
高齢者腫瘍学について(仮)(10月4日(土))
ほか
ピアサポート関係者各位
第27回日本サイコオンコロジー学会総会
会長 小川朝生
近年、がん体験者が相互にサポートする活動(ピアサポート)として、患者会、患者サロンなど様々な活動が広がっています。一方で、ピアサポートでどのような活動ができるのか、運営をどのように行えばいいかなどの方法論は確立しておらず、情報交換の機会も多くありません。
一般社団法人日本サイコオンコロジー学会は、がんに関連した心理・社会・行動的側面の研究と実践を通じてがん患者さんとご家族により良いケアが行われることを目指しており、がん患者のピアサポート活動を支援しています。そこで第27回日本サイコオンコロジー学会総会のプログラムの一部として「ピアサポート交流会」を企画しました。ピアサポート交流会は、がんピアサポートに携わっている、もしくはこれから携わろうとするもの同士が交流、情報交換を行うための会です。全国各地で行われているピアサポートを知り、それぞれがどのような取り組みをすればよいか考える機会として、是非ご参加ください。
日時 | 平成26年10月3日(金) 9:00〜17:20 |
会場 | タワーホール船堀 第6会場(展示ホール2) 〒134-0091 東京都江戸川区船堀4丁目1番1号 |
企画内容 | @ピアサポートのポスター展示 Aピアサポート相談 |
発表申込方法 | 以下の申込用紙を郵送、FAXまたはe-mail添付にて、日本サイコオンコロジー学会事務局にお申し込みください。 |
申込期間 | 交流会ポスター発表団体登録締切:9月19日(金) |
タイムテーブル (演者敬称略) |
1.(9:00-11:00) 2.(11:00-12:00) 3.(12:00-14:00) 4.(14:10-15:40) 5.(16:20-17:20) |
お申し込み・ お問い合わせ先 |
第27回日本サイコオンコロジー学会総会事務局 |
◆ピアサポート交流会は第27回日本サイコオンコロジー学会総会のプログラムの一部です。
◆総会には、学会員でなくても参加可能です(参加費等については、参加登録ページをご参照ください)。総会参加者は、ピアサポート交流会以外の総会の他のプログラムにも参加いただくことができます。
◆参加費減免 ポスター発表登録団体については、1団体につき2名まで総会参加費を1,000円といたします。 当日は、事務局からあらかじめ郵送する「登録票」を受付でご提示ください。
◆本交流会には、医療者の方も参加・ポスター発表可能ですが、学会本体にご登録のうえご参加ください。(参加費減免はありません。)
◇交流会登録団体の皆さまは、午前の「活動発表」と午後の「ピアサポート情報交換」には必ずご参加ください。
◇その間の時間は、ピアサポートに関連する上記3つのプログラム(教育講演とシンポジウム)へのご参加を推奨いたします。ただし、ランチョンセミナーを除くほかのプログラムにもご自由にご参加いただけます。
◇ポスター発表は質疑応答を含めて一団体あたり約10分を予定しています。登録団体数により、変更する可能性があります。
◇プログラム3「ピアサポート情報交換」はランチをとりながら行います。ランチは各自ご持参ください。
◇本ピアサポート交流会担当のプログラム委員は、下の3名です。交流会プログラムにも参加いたします。
・千葉県がんセンター精神腫瘍科 秋月伸哉
・一般社団法人グループネクサス・ジャパン 天野慎介
・国立がん研究センターがんサバイバーシップ支援研究部 高橋 都
ポスター展示について:
縦長、A3サイズのポスターを作成ください。当日持参いただき、所定の場所にご自身で貼り付けをお願いします。
参加者と意見交流を行いやすくするため、原則として以下の内容に沿ってご紹介ください。また、1-2メートル離れても読める程度の文字サイズ、活動をイメージしやすい写真などがあるとわかりやすくなります。
【ピアサポートの名前】
特にグループの名前がなければ記載しなくても結構です。
【発表者の名前】
どなたが発表するかわかるよう、必ず記載ください。発表者ご自身ががん体験者である必要はありません。
【運営について】
メンバー構成、活動場所、スケジュール、資金面など。
【活動内容の紹介】
なるべく具体的な活動状況(これから活動されるグループの場合は準備状況や予定など)を記載ください。
【課題】
他の参加者と意見交換をしたいテーマについてお書きください。
※10月4日開催の「がんサロン」研修会と合わせて参加いただくことが可能です。
がんサロン研修会のご案内
近年、がん体験者が相互にサポートする活動(ピアサポート)の一つとして、各地の患者団体や医療機関などで「がんサロン」活動が広がっていますが、運営をどのように行えば良いかなどの方法論は確立しておらず、情報交換の機会も多くありません。
一般社団法人日本サイコオンコロジー学会は、がんに関連した心理・社会・行動的側面の研究と実践を通じてがん患者さんとご家族により良いケアが行われることを目指しており、がん患者のピアサポート活動を支援しています。
そこで、第27回日本サイコオンコロジー学会総会のプログラムの一部として、公益財団法人日本対がん協会との共催による「がんサロン研修会」を企画しました。これからがんサロンの運営や司会・進行に携わりたいと考えている各地の患者団体や医療機関の皆さま、もしくはすでに携わっている皆さまが、がんサロンの運営やサポートについて学ぶ機会として、是非ご参加ください。
日時 | 平成26年10月4日(土) 9:00〜12:00 |
会場 | タワーホール船堀 第5会場 〒134-0091 東京都江戸川区船堀4丁目1番1号 |
企画内容 | 厚生労働省委託事業(公益財団法人日本対がん協会)「がん総合相談に携わる者に対する研修プログラム策定事業」による研修プログラム「がんサロン編」テキスト等を用いた研修とロールプレイを行います。 |
対象者 |
・がん患者や家族等の立場で、または医療者としてがんサロンの運営や司会・進行に携わっている方、もしくはこれから携わりたいと考えている方、計25名。 ・別紙、申込用紙の記載内容をもとに、第27回日本サイコオンコロジー学会事務局にて書類選考を行います。 ・1患者団体または1医療機関からの参加は原則1名までとします。多くの地域の皆さまにご参加いただけるよう、選考にあたっては地域性を考慮する場合があります。 |
参加申込方法 | 別紙の申込用紙を郵送、FAXまたはe-mail添付にて、日本サイコオンコロジー学会事務局にお申し込みください。 |
参加者に対する助成 |
・各地でがんサロンに携わっている皆さまに広くご参加いただけるよう、がん患者や家族等の立場の参加者の方(医療者としてがん医療やがんサロンに携わっているまたは携わる予定の方を除く)には、学術集会参加費を1,000円とするとともに、旅費交通費の一部として助成金が支給されます。 ・助成金の額は、参加者の居住する都道府県により、以下の金額(定額)となります。 |
申込期間 | 平成26年9月16日午後5時まで(必着) 書類選考のうえ、研修会にご参加いただける方には9月19日頃を目途として、学会事務局よりご連絡いたします。 |
タイムテーブル | 1.(9:00-09:10) 2.(9:10-09:40) 3.(9:40-10:10) 4.(10:10-10:30) 5.(10:30-10:40) 6.(10:40-11:30) 7.(11:30-11:50) 8.(11:50-12:00) |
お申し込み・ お問い合わせ先 |
第27回日本サイコオンコロジー学会総会事務局 |
◆がんサロン研修会は、第27回日本サイコオンコロジー学会総会のプログラムの一部です。
◆研修会には、学会員でなくても参加可能です(参加費等については、参加登録ページをご参照ください)。研修会参加者は、総会のピアサポート交流会(10月3日開催)や、がんサロン研修会以外の総会の他のプログラムにも参加いただくことができます。
◆研修会参加者は、当日は、事務局からあらかじめ郵送する「登録票」を受付でご提示ください。
◆研修会ご参加に伴う助成金は、研修会終了時に学会事務局よりお渡しします。
※10月3日開催の「ピアサポート交流会」と合わせて参加いただくことが可能です。
患者さんやご家族と信頼関係を築くためには、コミュニケーションを上手に行うことが大切です。そこで、今回は、がん医療で使える基本的な心理療法のエッセンスを皆様に学んでいただく研修会を企画しました。一つめは、心理療法の基本である傾聴についてです。傾聴するということの意味や意図を理解していただき、そのうえで傾聴スキルを具体的に学んでいただきます。二つめは、問題解決技法についてです。これは、「今ここで」患者が直面している困難さと将来の目標設定に焦点を当て、患者とセラピストの協働作業によって解決へと導く画期的なアプローチです。がん医療でコミュニケーションの技法を必要とする方はどなたでも参加できますので、関心のある方はこの機会にどうぞご参加ください。
(下記のボタンからお申し込みください。定員に達し次第、締め切らせていただきますのでご了承ください。)
日時 | 10月4日(土) 13時30分から16時10分 |
会場 | タワーホール船堀 〒134-0091 東京都江戸川区船堀4丁目1番1号 |
参加費 | 1,000円(資料代) |
定員 | 60名 |
企画・司会 | 小早川誠 (広島大学病院 精神科・緩和ケアチーム) 岩満優美 (北里大学大学院 医療系研究科医療心理学) |
対象 | がん医療でコミュニケーションの技法を必要とする方
※職種は問いません。 ※第27回日本サイコオンコロジー学会総会への参加登録が必要です。 |
タイムテーブル | 1. 傾聴するということ (10分休憩) 2. 問題解決技法について |
ファシリテーター | 小早川誠 (広島大学病院 精神科・緩和ケアチーム) 岡崎賀美 (東大和病院 がん相談支援センター) 尾形明子 (広島大学 大学院教育学研究科心理学講座) 岩満優美 (北里大学 大学院医療系研究科医療心理学) |
今年度の診療報酬の改定により、がんと診断された患者であって継続して治療を行うものに対して、患者の心理的不安を軽減するための面接を医師又は看護師が実施した場合、がん患者指導管理料200点(6回に限り)を算定することができるようになりました。
そこで、どのようにすると看護師が実施できるのか、看護師の役割や外来での時間の確保方法など、そしてどのように評価すべきなのかについて検討したいと思います。現時点では、すでにがん患者指導管理料2の算定を行っている施設の方、これから算定に向けて準備を行いたいが具体的にどうしたらよいのかと悩んでいる方、など様々な状況の方がおられると思いますので、グループワークにて具体的に話し合いを行い、問題点の共有と進むべき方向を検討してみたいと思います。
(下記のボタンからお申し込みください。定員に達し次第、締め切らせていただきますのでご了承ください。)
日時 | 10月4日(土)13:30〜15:00 |
会場 | タワーホール船堀 第5会場 〒134-0091 東京都江戸川区船堀4丁目1番1号 |
参加費 | 無料 |
定員 | 70名 |
企画・司会 | 海津未希子(司会) |
対象 | ●がん患者指導管理料2の算定を行っている施設の方 ●これから算定に向けて準備を行いたいが具体的にどうしたらよいのかと悩んでいる方 ※職種は問いません。ご関心のある方は是非ご参加ください。 ※第27回日本サイコオンコロジー学会総会への参加登録が必要です。 |
内容 | グループディスカッション+全体で情報共有・質疑応答
→すでに導入している施設の方には、導入にあたっての取り組みや課題となって いることについて、これから導入を検討している施設の方には問題となっていること、悩んでいること等についてグループ内でディスカッション後、全体で情報共有・質疑応答を行います。 |
ファシリテーター | 山口聖子:行徳総合病院 緩和ケア認定看護師 小笠原利枝:横浜市立みなと赤十字病院 がん看護専門看護師 堀孔美恵:東邦大学医療センター大橋病院 がん看護専門看護師 伊藤郁美:東邦大学医療センター大橋病院 緩和ケア認定看護師 祖父江由紀子:東邦大学医療センター大森病院 がん看護専門看護師 |
“Meet the Expert”はJPOSでは初めての企画です。
皆さん、日常臨床で困っていることはありませんか?
サイコオンコロジーのExpert(専門家)はどうしてるんだろう…
そう思ったことはありませんか?
そんな疑問を解決するチャンスです。
Expertと机を囲み、ランチを食べながら気軽に話せる機会を設けました。
JPOS会員で、第27回総会に参加された方のみが対象です。
ランチョンセミナーとも、懇親会とも一味違うこのセッション、どうぞ奮ってご参加ください。
セッション名 | Meet the Expert 〜自分たちのケア、どうしていますか?〜 |
日時 | 10月4日(土) 12:20〜13:10【昼食を準備いたします】 |
会場 | タワーホール船堀 ランチセッション会場(2F/蓬莱) 〒134-0091 東京都江戸川区船堀4丁目1番1号 |
参加費 | 1,000円(昼食代) |
定員 | 40名 (※2014年度入会者は無料。なお、学会総会会場での入会者には無料チケットがつきます。ただし、申し込みは当日朝からの先着順ですので、お早めに総合受付デスクにてお申し込みください。) |
参加Expert・司会 | Expert: 松島 英介(JPOS理事長、東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 心療・緩和医療学分野 教授)大西 秀樹(JPOS理事、埼玉医科大学国際医療センター 精神腫瘍科 教授) 内富 庸介(JPOS理事、岡山大学大学院医歯学総合研究科 精神神経病態学教室 教授) 明智 龍男(JPOS理事、名古屋市立大学大学院医学研究科 精神・認知・行動医学分野 教授) ファシリテーター: 石田 真弓(埼玉医科大学国際医療センター 精神腫瘍科) |
対象 | 日本サイコオンコロジー学会(JPOS)会員
※職種は問いませんが、会員・医療者に限ります。 ※第27回日本サイコオンコロジー学会総会への参加登録が必要です。 |
内容 | 上記4名のエキスパートを囲む4テーブルで、ランチをいただきながら自由にディスカッションしていただきます(申込時にExpertの指定はできません)。 どうぞお気軽にご参加下さい。 |