 |
 |
 |
 |
 |
|
 |
|
|
セミナー:救急外来における患者緊急度判定法を学ぶ
―カナダの救急外来患者トリアージシステムCTASから―
救急外来における患者の緊急度の判断、いわゆる「救急外来トリアージ」の実際をカナダのシステム(CTAS)を参考に学ぶセミナー |
|
 |
|
|
会場・時間:
総合司会:
招待講演:
進行:
事務局: |
富山国際会議場2F多目的会議室 9:30−12:30(開場9:00)
奥寺 敬(富山大学大学院 医学薬学研究部 危機管理医学教授)
Dr. Michael J Bullard(カナダ アルバータ大学 救急医学教授)
工廣 紀斗司(富山大学大学院 医学薬学研究部 危機管理医学)
西塔 依久美(富山大学大学院医科学修士課程・救急認定看護師)
若杉 雅浩(富山大学大学院 医学薬学研究部 危機管理医学)
富山大学医学部救急・災害医学講座 〒930-0194 富山県富山市杉谷2630
TEL:076-434-7785 FAX:076-434-7786 |
|
 |
|
|
近年、救急患者の受け入れ困難事例が発生するなど、救急医療体制の破綻が大きな社会問題となっています。これは社会の救急医療への需要は増加し続ける一方で、供給側である救急に対応できる医師が不足していることに起因していると思われます。近年の救急受診患者数増加の背景には、高齢化に伴う内因性救急患者の増加といった要因のみでなく比較的、緊急度・重症度の低い患者の救急受診増もあると考えられています。さまざま緊急度・重症度の患者を診療するに当たり、重要なことは「緊急に治療が必要な患者を、適切な時間内で、的確に診断治療」することです。そこで従来、災害時の医療で用いられてきた「トリアージ」の概念を、一般の救急医療、救急外来における患者緊急度判定に導入する動きが欧米を中心に広がってきました。
本セミナーでは、この問題に先進的に取り組んでいるカナダにおいて、救急外来の患者緊急度判定システム(CTAS)の開発と運用に中心的な役割を担っているBullard教授をお招きしてCTASの概要を解説していただきます(日本語資料あり)。講演にひきつづき参加者の方々にはCTASを用いた救急患者のトリアージ方法の実際を経験して学習していただく予定です。今後、富山県を含めて日本国内で同様の救急受診患者緊急度判定のためのシステム導入が見込まれており、今回はその先駆けとなる革新的のセミナーです。日頃から救急現場で活動されている看護師・救急救命士・医師などの医療従事者を含めて救急受診をする可能性のある一般の方々までの多くの方々の参加をお待ちしています。 |
|