日本体力医学会では,機関誌「体力科学」を隔月に発行しております.「体力科学」の命名由来は,体力科学創刊号に述べられているのでご紹介します.『「科学」と題したことは,医学の立場を一歩進め,より広い立場で体力を観ようとしていることを意味する.体力医学会は,直接身体を取り扱う意味で,医学が中心になって出発したのであるが,医学者のみの学術団体ではない.心理学的研究や体育の実践を担当しながら直接身体的諸性質を取り扱う人々も加わっている.体力科学が更に広められると体力学になるであろうが,今の処われわれは方法論的に客観的実証的である科学の立場をとることを標榜している.』(浦本政三郎,論説,体力科学序説,体力科学第1号,2-5,
1949).
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